おしゃれなインナーバルコニーとは?メリットとデメリットもご紹介
- 2022/12/28
インナーバルコニーをご存知ですか?
言葉として聞いたことはあっても、普通のバルコニーとの違いがわからないという方もいるかもしれません。
この記事では、インナーバルコニーとはどういうものか、またメリットとデメリットについてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
インナーバルコニーとは
通常、バルコニーは家の外壁から飛び出たつくりになっており、屋根がありません。
それに対し、インナーバルコニーは、バルコニーが建物の内側に引っ込んだつくりになっており、屋根があります。
バルコニーという外の空間でありながら屋根がついているため、屋内と屋外のいいとこどりの使い方ができるのがインナーバルコニーの魅力です。
インナーバルコニーのメリット・デメリット
インナーバルコニーのメリット
インナーバルコニーは屋根がついているため、雨の日でも利用できるというメリットがあります。
通常のバルコニーの場合は雨の日は外に洗濯物を干すことができませんが、インナーバルコニーなら天気を気にせず干すことが可能です。
また、インナーバルコニーは1階の庭よりも人目が気にならず、プライベートな空間として使いやすいのが魅力です。
例えば、インナーバルコニーにテーブルと椅子を置いて、外の景色を楽しみながら食事をすることもできます。
屋外なので、BBQもできますよ。
また、ソファを置いてお昼寝や読書を楽しむなど、ゆっくりした時間を過ごせます。
適度な日差しが入り風通しも良いインナーバルコニーは、ガーデニングを楽しむのもおすすめです。
インナーバルコニーのデメリット
インナーバルコニーはメリットもありますが、理解しておくべきデメリットもあります。
まず、屋根があることで、室内への採光がとりづらくなる場合があります。
対策として、採光をとるために他の窓を作ったり、天窓を作ったりすることもできるので、インナーバルコニーを作ったために部屋が暗くなってしまったということのないよう注意しましょう。
また、バルコニーに屋根があることでそれを支えるための構造が必要となり、間取りに制約ができてしまうことがあります。
構造上どうしても柱や壁を作らなければならなくなり、室内が狭く感じてしまうこともあるかもしれません。
この点は設計の段階でよく話し合って間取りを決めることが重要です。
そして、税金がかかるという点にも注意しましょう。
屋根のあるインナーバルコニーは住宅の延床面積の一部に含まれるため、その面積部分にも固定資産税がかかります。
建築費用も通常のバルコニーより割高になるため、インナーバルコニーのほうが費用はかかるということも理解しておくべきです。
まとめ
インナーバルコニーには注意しておくべき点もありますが、魅力もたくさんあります。
プライベート空間であり、屋内と屋外のいいとこどりの空間は使い方も無限大。
ただし、満足のいくインナーバルコニーを作るには、設計の段階からよく考えて計画することが重要です。
インナーバルコニーのある家を建てたいと思われたら、ぜひ住宅の専門家に相談してみてくださいね。