良い睡眠には「メラトニン」が重要?快適な眠りのためにベストな寝室の照明とは
- 2022/12/07
毎日仕事に家事にと忙しく、なかなか睡眠時間が十分にとれないという方も多いのではないでしょうか。
そんな忙しい毎日だからこそ、短い時間でも質の良い睡眠をとって疲れをリセットしたいですよね。
今回は、そんな方におすすめの、快適な睡眠を取るための寝室の照明についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
「光」と「睡眠」の関係性
睡眠の質に関係してくるのが「メラトニン」というホルモンです。
メラトニンは体内時計に働きかけ、覚醒と睡眠を切り替えて自然な眠りを誘う作用があり、「睡眠ホルモン」とも呼ばれています。
メラトニンの分泌は光によって調節されます。
朝、光を浴びることでメラトニンの分泌が抑制されます。
そして目覚めてから14~16時間たつと再び分泌され、夜になると眠気を誘います。
ですが、ついつい毎日寝る直前までスマホやパソコンをいじってしまうということはありませんか?
夜間にこれらのブルーライトを多く含む光を浴びると、メラトニンの分泌が抑制されてしまいます。
これが、睡眠リズムが狂ってしまう原因となってしまうのです。
このように、人間の睡眠は光とメラトニンに大きく左右されます。
ですが、夜間に照明なしで過ごすのは現代人にとっては難しいですよね。
そこで、寝室におすすめの、快適な睡眠を取るための照明選びのポイントをご紹介します。
安眠に適した照明とは
ブルーライトカットのLEDを選ぶ
ブルーライトはスマホやパソコンの画面に多く含まれる光です。
脳を覚醒させる効果があり安眠を妨げてしまうため、寝る前には避けるべきです。
そのため、寝室の照明はブルーライトカットのLEDを選ぶのがおすすめ。
また、せっかくブルーライトカットの照明を選んでも、寝る直前までスマホやパソコンの画面を見ていては台無しです。
寝る前はスマホやパソコンを見るのを避けるのが一番ですが、ブルーライトカットの眼鏡などをうまく活用するのも良いでしょう。
暖色系の照明を選ぶ
照明の色にもこだわりましょう。
寝室にはブルーライトを含まない、暖色系の照明を選ぶのがおすすめです。
暖色系の照明には、ブルーライトとは反対に、脳をリラックスさせ安眠に導く効果があります。
照明の色にはいくつかの種類があり、昼白色と呼ばれる照明は青みが強く、電球色と呼ばれる照明はオレンジがかった光になっています。
寝室に選ぶなら、電球色の照明がおすすめです。
間接照明を取り入れる
人間の脳は強い光を受けると覚醒し、暗くなるとリラックスモードに入ります。
そのため、間接照明を使って夜は薄暗い光の中で過ごすのも、安眠のためにはおすすめです。
光が直接目に入らないようなやわらかい光の間接照明が特におすすめです。
まとめ
質の良い睡眠を取るためには、照明が重要です。
良い睡眠が取れると、疲れも取れ、翌日の仕事や家事も活力を持って取り組めます。
忙しい毎日を頑張るためにも、良い睡眠を取りたいですよね。
家づくりをするタイミングなら、最初から良い睡眠を取るための照明を選んで取り付けることができます。
良い睡眠を取るためにこだわった寝室を作りたいという方は、是非一度住宅の専門家に相談してみてくださいね。