「借景」を利用して、眺めのいい家に住もう | ミタス・カンパニー

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「借景」を利用して、眺めのいい家に住もう

  • 2022/12/01

「借景」という言葉を聞かれたことはありますか?

あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、借景を知っていると、家づくりの満足度が変わってくるかもしれません。

今回は、家づくりにおいて借景を取り入れることの魅力をご紹介します。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

借景とは

借景とは、山や木々などの外の景色を自分の庭の一部に利用するという園芸技法です。

日本庭園や中国庭園でよく利用される技法で、京都の仏閣や大名屋敷にも使われています。

また、東京ディズニーシーも東京湾の海を借景として利用しています。

借景は立派な庭など特別なシーンで利用されるものと思われるかもしれませんが、一般の住宅でも借景を取り入れることができます。

都会の狭小地などでは、なかなか景色のいい庭を作るのは難しいですよね。

そんなときこそ借景を利用しましょう。

近所の公園や桜並木、街路樹などを見晴らせる位置に窓を作れば、窓枠が額縁になり、まるで絵画のように風景が見える部屋になりますよ。

 

借景を取り入れる魅力

周囲の環境や景色が土地購入の大きな要因となることがあります。

たとえば、家の近くに大きな公園があることだったり、近所の桜並木が綺麗だったりと、豊かな自然に心惹かれることもあるでしょう。

もし、そのように家の近くの景色が気に入ったのであれば、その眺めが家から見えるような家づくりができれば、より満足できる家になるのではないでしょうか。

オープン外構にして1階の眺望を良くしたり、2階に景色の良いテラスを作ったりするのも素敵です。

都心部などでは特に、広い庭を作れるような大きな土地を手に入れることが難しく、庭づくりを諦めてしまう方もいます。

ですが、土地の広さに制限のある場所でも、借景を利用することで家からの景観をよくすることができるのです。

 

まとめ

もしも周囲の環境や景色が気に入る土地があった場合、借景を利用することを考えてみてくださいね。

また、うまく借景を取り入れた家づくりをするなら、やはり注文住宅が一番です。

注文住宅なら、土地探しの段階から理想の土地を探してもらうことが可能です。

借景を利用して眺めのいい家づくりがしたいと思われたら、是非一度住宅の専門家に相談してみてくださいね。