学習机は大きめがいい?間取りではなく使い勝手から考えよう
- 2022/12/10
子供部屋の間取りを考える際の大きな要素となるのが、学習机とベッドです。
子供部屋はこの2つの家具を置いて、どれくらいのゆとりがあるかを考えます。
子供部屋のスペースがあまり取れそうにないとき、学習机をコンパクトなものにすればいいんじゃないかと考えるかもしれません。
ですが、それはおすすめできません。
この記事では、子供部屋のスペースを考える際に重要な学習机のベストな大きさについてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
広い机のほうが仕事も勉強もしやすい
仕事をする際も、狭い机だと仕事しづらいと感じたことはありませんか?
ノートひとつでできる仕事なら狭い机でも十分かもしれませんが、資料を広げたりメモを取ったりするとなると、ある程度の広さがあったほうが効率的に仕事ができるでしょう。
勉強する際も同様です。
狭いスペースしかないと、ノートを広げて、必要な参考書を開いては閉じて、また別の資料集を開いて…と繰り返さなければなりません。
それよりも、必要な参考書をすべて机の上に置いておけるほうが勉強も効率的に進められるでしょう。
勉強しにくい環境だと、お子さんもなかなか勉強しようという気にならないかもしれませんが、勉強しやすい環境であればお子さんも意欲的に勉強に取り組んでくれるでしょう。
学習机のベストな大きさとは?
では、学習机のベストな大きさとはどれくらいなのでしょうか。
一般的な小学生向けの学習机のサイズは、およそ幅100cm、奥行き60cm程度です。
幅も奥行きもある程度あるため、小学生のうちはもっと小さい机でも十分ではないかと思われるかもしれません。
ですが、ノートや教科書を複数開くことを考えると、やはりこれくらいの大きさがあったほうが良いでしょう。
また、ある程度大きな机を買っておくと、お子さんが高校生や大学生になっても十分使えます。
子供が大きくなったら机を買い替えるという前提なら小さいサイズを選んでもいいかもしれません。
しかし、ある程度長い期間使おうと考えるなら、やはり大きめの机を用意しておくのがおすすめです。
まとめ
大きな机があるとスペースが取られてしまうため、学習机は小さいものでもいいと思われるかもしれません。
ですが、学習机は、部屋の大きさに合わせてサイズを考えるのではなく、お子さんの使い勝手を考えて選んであげましょう。
もしもスペース的に難しいと思われても、クローゼットの位置や廊下の取り方などで子供部屋を広く取ることが可能な場合もあります。
家族みんなにとって過ごしやすい家づくりをしたいと思われたら、ぜひ一度住宅の専門家に相談してみてくださいね。