玄関にベンチって必要？おしゃれで使いやすい玄関にしよう

最近、玄関にベンチをつける住宅が増えています。

ですが、実際「玄関にベンチって必要なの？」と思われる方もいるかもしれません。

玄関ベンチは、なくても構わないと思われるかもしれません。

しかし、あると便利で、玄関がおしゃれで快適になりますよ。

この記事では、玄関ベンチの便利な使い方についてご紹介します。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

玄関ベンチがあるメリット

玄関ベンチの一番のメリットは、腰掛けて靴を脱ぎ履きできるという点です。

玄関の框に腰掛けて靴を履く人もいるかもしれませんが、玄関框は低く、特にお年寄りにとっては座ったり立ったりしにくい高さです。

ベンチは框より位置が高いため、座るときも立つときも、足腰への負担が減ります。

玄関ベンチがあれば、小さなお子さんからお年寄りまで、みんなが使いやすい玄関になるでしょう。

例えばちょっとした来客があったとき、玄関先で立ち話をしたという経験はないでしょうか。

そんなときも、玄関ベンチがあればちょっと座って話すことができます。

上がってもらうまでもないようなちょっとした訪問の際は、相手も気を使わずに玄関先で座って話すことができます。

家の中と外をゆるやかにつなぐ、昔の縁側のような使い方かもしれません。

玄関は往来の多い場所なので、色々と物を置くことも少なくないでしょう。

出かけるときに持っていく荷物を忘れないように玄関においたり、買ってきたものを一旦玄関に置くという機会もあるのではないでしょうか。

玄関に直接何かを置いていると通行の邪魔になるかもしれませんし、玄関が散らかって見えることが気になるかもしれません。

玄関ベンチがあれば、ちょっとした物置としても便利です。

玄関ベンチがあると、それだけでおしゃれな玄関になります。

また、ちょっとしたインテリア小物を置くスペースとしても使えるため、玄関を華やかに彩ることができますよ。

玄関ベンチがあると、おしゃれなだけでなく便利で使いやすい玄関になりますが、デメリットも存在します。

玄関ベンチを設置するためのスペースが必要になるということです。

玄関のスペースがあまり取れない場合、ベンチを設置することで玄関がより狭くなり、かえって使い勝手の悪い玄関になってしまうかもしれません。

玄関ベンチを設置したいと思ったら、ある程度ゆとりのある玄関スペースを確保する必要があるでしょう。

玄関をおしゃれで使いやすくする、玄関ベンチというアイデアをご紹介しました。

家は、基本的に一度建てると一生住み続けることが多いです。

そのため、将来歳をとっても暮らしやすいように考えて設計することも大切です。

玄関ベンチは、今はそこまで重要性を感じないかもしれませんが、歳をとったときによりその便利さを感じられるでしょう。

将来まで見据えた家づくりがしたいと思われたら、ぜひ一度住宅の専門家に相談してみてくださいね。