モノコック構造とは?SW工法についても含めて解説! | ミタス・カンパニー

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モノコック構造とは?SW工法についても含めて解説!

  • 2022/11/22

モノコック構造とは?

昨今、「モノコック構造」の家が注目を集めています。

モノコック構造とは、自動車や航空機など強度が必要なものに使われる構造です。

「外皮」は強度部材を兼ねる構造物を指します。

「外皮」とは、「住宅を包み込む天井、壁、床など全体」のことです。

モノコック構造の家が「外皮全体」で建築物を支えるのに対し、従来の木造軸組工法では梁や柱などの「骨組み」で建築物を支えています。

モノコック構造は、どの方向から荷重がかかっても全体に力が分散して受け止める構造です。そのため、素材の本来の強さを活かすことができます。

住宅においては、ツーバイフォー工法やRC造、スーパーウォール工法がモノコック構造に当たります。

モノコック構造の家には、外からの力を分散させ、一点に負荷を集中させないという特徴があります。

そのため、耐震性の高い家になります。

SW(スーパーウォール)工法について?

モノコック構造は一体構造になっていることで強度を高めています。その中でも、SW工法に使用されるSWパネルは、とても高い強度を誇っています。

壁の強度を測る指標に、「壁倍率」という数値があります。

壁倍率の上限は5.0なのですが、SWパネルには最高倍率の5.0を誇る製品があります。

ただし、壁倍率が同じであれば、どの壁でも同じ強度というわけではありません。

同じ壁倍率5.0の筋交いの壁とSWパネルの壁を比較する実験を行い、荷重を徐々にかけたとき、筋交いの壁が先に割れてしまい、SWパネルの壁の方が強いという実験結果が出ています。

同じモノコック構造のツーバイフォー工法とはどう違うの?

ツーバイフォー工法はもともと欧米の気候に合わせて開発された工法です。

そのため、日本の高い湿度に適応しにくいなどの問題点をクリアする必要があります。

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