吹き抜けのある家には気密性・断熱性が重要!その理由とは?
- 2022/09/25
天井が高く、広く開放感のある空間を実現してくれる吹き抜け。
吹き抜けのあるおしゃれな家に憧れを持つ方も多いのではないでしょうか。
ですが、吹き抜けには弱点もあります。
その弱点を補うためには、家の気密性・断熱性が不可欠。
この記事では、その理由について解説します。
吹き抜けのある家に住みたいと思われている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
吹き抜けの弱点とは
天井が高く開放感のある空間が魅力の吹き抜けですが、それが弱点にもつながっています。
それは、天井が高く1階と2階がつながっている大空間のため、冷暖房が効きづらいという弱点。
空気には、暖かい空気は上にのぼり、冷たい空気は下にたまるという性質があります。
吹き抜けの場合、冬は暖房をつけていても、暖まった空気は上にのぼってしまい、1階部分には冷たい空気がたまってしまいます。
反対に夏場は、エアコンをつければ1階は涼しくなりますが、2階部分には熱がこもってしまいます。
そして気密性・断熱性の低い家の場合、冬は暖めた空気が、夏は冷やした空気がどんどん外に逃げてしまうため、部屋の中はなかなかエアコンが効かないという状況になってしまいます。
吹き抜けの弱点をカバーする「気密性・断熱性」
気密性・断熱性の高い家は、エアコンによって暖めたり冷やした空気が外に逃げにくいため、冷暖房効率が良くなります。
吹き抜けのような広い空間であったとしても、家全体を効率的に暖めてくれます。
そして夏場も、外の熱を遮断して室内に伝えないため、熱がこもらず冷房が効きやすくなります。
吹き抜けのような大空間がある家にこそ、気密性・断熱性が求められるのです。
まとめ
吹き抜けの弱点を補うためには、家の気密性・断熱性が不可欠。
弱点があるからと吹き抜けを諦めるのではなく、吹き抜けの弱点を補って理想の家づくりを実現してくださいね。
そして吹き抜けのある家でなくても、家の快適性のためには気密性・断熱性は重要です。
家の気密性や断熱性について気になったら、ぜひ一度住宅の専門家に相談してみてください。
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