後悔しない土地選びのために。方角によるメリット・デメリットを知ろう
- 2022/07/25
家づくりのときに、土地選びでなにを優先させるかは人によって違いますが、方角を気にされる方も多いでしょう。
多いのは、「日当たりのいい南向きの土地がいい」という意見。
ですが、南向きの土地がいいとは一概には言えません。
その方角にも、それぞれメリットとデメリットがあります。
そこでこの記事では、東西南北それぞれの向きの土地のメリット・デメリットをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
東向きの土地のメリット・デメリット
東向きの土地は日当たりが良いのがメリットです。
特に午前中の日当たりが良く、朝気持ちよく目覚めることができるでしょう。
冬でも太陽光を受けて室内が温まりやすく、また洗濯物もよく乾きます。
デメリットとしては、午前中の日当たりは良い反面、午後になると日当たりが悪く暗くなります。
また、朝日が入ることは夜勤がある仕事の方や夜型の生活スタイルの人にとってはデメリットとなるかもしれません。
西向きの土地のメリット・デメリット
西向きの土地は、東側とは逆で太陽が沈むときの光、いわゆる「西日」が差し込みます。
そのため午後のほうが日当たりがよく、室内も暖かくなり洗濯物も午後の方が乾きやすいでしょう。
また、「西日が厳しい」というイメージからか、西向きの土地を避ける人もいます。
そのため、他の方角向きの土地よりも割安であることが多いです。
デメリットとしては、特に夏場は西日がかなり強くなるため、室内に熱がこもりやすいでしょう。
またその分紫外線も多く入ってくるため、西日の当たる部分のカーテンやフローリング、家具などが紫外線の影響を受けて劣化しやすくなる可能性もあります。
南向きの土地のメリット・デメリット
南向きの土地は、日が出ている時間は1日を通して日当たりがよく、人気の土地です。
日当たりの良い時間が長いため、洗濯物も1日を通して乾きやすく干しやすいでしょう。
日差しによって室内も明るく、特に夏場などは照明をつける必要がない時間が長いでしょう。
デメリットとしては、やはり南向きの土地は人気が高いため割高になりやすいこと。
また、西向きの土地以上に紫外線による建物や家具の劣化が早くなる可能性があるでしょう。
北向きの土地のメリット・デメリット
南向きと逆側の北向きの土地は、日当たりが悪いというイメージから土地の価格は割安であることが多いです。
実際、日照時間は短く洗濯物が乾きにくいというデメリットがあるでしょう。
特に冬は日当たりが悪いため、寒さを感じやすいかもしれません。
反対に、夏場は涼しく過ごしやすいというメリットがあります。
また、日当たりが少ない分、他の方角の土地より紫外線による建物や家具の劣化は少ないでしょう。
まとめ
東西南北、それぞれの向きの土地のメリットとデメリットをご紹介しました。
一般的に日当たりが悪いというイメージのある北向きの土地も、デメリットばかりではありません。
反対に人気の高い南向きの土地も、メリットばかりではありません。
方角によって日当たりの良い時間が異なるため、家で過ごすことの多い時間や、ライフスタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。
家づくりの際、土地選びに迷われる方は、ぜひ一度家づくりの専門家に相談してみてくださいね。
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