住宅購入の基礎知識[ワンポイント講座] 寒さによる疾病リスク☆
- 2020/05/19
こんにちは、ミタス・カンパニーです。
今回は、ちょっと怖いお話を。
みなさんは、家庭内事故で亡くなる方が「交通事故の約4.9倍」という事実をご存知でしょうか?
その原因のほとんどは、「ヒートショック」によるものです。
ヒートショックとは、急激な温度差が体に及ぼす影響のこと。
急激な温度の変化によって血圧が上がり、脈拍が早くなったり心臓に負担がかかることを言います。
部屋間の温度差が高い住まいは、このヒートショックのリスクを高めてしまうことが指摘されています。
たとえば英国には、「冬季室内温度指針」というものがあり、昼間・夜間それぞれの推奨温度が示されています。
それによると、18℃未満では血圧上昇・循環器系疾患の恐れと記されています。(下記画像参照)
ヒートショックを防ぐために有効なことは、部屋間の温度差が少ない住まいであること。
つまり、家の断熱性、気密性を高めればいいのです。
断熱性が高ければ室内の熱が逃げにくく、気密性が高ければ暖房が家全体に効いてきます。また、計画的な開口部の取り方や壁や屋根だけでなく、床下や基礎部の断熱性を高めればさらに万全です。
省エネルギーで、冬は暖かく夏は涼しく快適な「高気密・高断熱の家」は、
健康のためにも重要な住まいの条件なのです。
さて、もっと住まいづくりのポイントを知りたい!という方のために、
ミタス・カンパニーでは様々な資料をご用意しています。