愛車を守る「カーポート」設置する際の注意点とは?
- 2022/03/16
ガレージよりも手軽に設置できる「カーポート」
マイホームを建築する際、車の駐車スペースをどうするかも考える必要があります。
車が趣味の方でしたら、愛車を収納するのにガレージが欲しいと思われるかもしません。
ですが、ガレージは費用が高くなってしまう上、スペースも必要になってしまいます。
そんなとき、カーポートであれば、ガレージよりも費用を抑えることができ省スペースで設置できます。
カーポートは、屋根と柱のみで構成された簡易的な駐車スペースです。
屋根があるため、車の乗り降りの際に雨風に濡れる心配がありません。
また、屋根のない駐車場と比べると、カーポートは雨や紫外線を防ぐことができ、車の保護にもつながります。
カーポートを設置する前に考えておきたいこととは?
では、カーポートを設置する際、どんなことを考慮するべきでしょうか。
車の台数
車を何台所有しているかによって、設置するカーポートの大きさは変わります。
ただし、今所有している車が1台だとしても、将来的にもう1台購入する予定であればその分大きめのカーポートを用意したほうがいいかもしれません。
また、車の他に自転車やバイクを所有していて一緒に保管したい場合も、何台あるかによってスペースを考えます。
1台用のカーポートであれば、片側のみに柱のついた形状のものが多いですが、台数が多くなると安定性のために両側に柱のついているものになります。
柱が多いと、その分設置に必要なスペースも必要になるため注意しましょう。
車のサイズ
軽自動車か普通乗用車か、またワゴンやミニバンかなど、車種によって車の幅や高さは違います。
車の台数は1台でも、車の大きさによって必要なカーポートの大きさは変わってきます。
今は軽自動車に乗っていても、将来家族が増えたら大きな車に乗り換える予定がある場合などは注意が必要です。
もしも車の大きさに対してカーポートが小さすぎると、最悪の場合車が停められないかもしれません。
また、カーポートから車がはみ出してしまうと、雨の日の乗り降りの際に濡れてしまうかもしれません。
そうなると、せっかくカーポートを設置しているのに、メリットがなくなってしまいます。
地域性
カーポートに求められる性能は、地域によっても違います。
雪の多い地域であれば、耐積雪のカーポートを選びましょう。
また、豪雪地帯でなくてもたまに雪の降る地域なら、片持ちではなく両側に柱のついたタイプを選んだほうがよいでしょう。
設置場所
カーポートの設置場所にも注意が必要です。
あまりに住宅との距離が近いと、地震などで倒れて家の外壁が傷つく可能性があるかもしれません。
また、カーポートの柱は敷地内でも、もし屋根が道路にはみ出してしまうことがあると、建築基準法違反となってしまいます。
こういったことに注意し、設置場所にも気をつけましょう。
まとめ
カーポートは、家を建てたあとに設置することもできますが、おすすめなのは家を建てるときに一緒に設置することです。
同時に計画すれば、カーポートの大きさや配置なども家と一緒に考えることができます。
また、設置するにあたってプロの意見を聞くことができますよ。
家づくりの際は、ぜひカーポートを含めた外構まで一緒に相談してみてくださいね。
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