老後が不安?2階リビングの家で老後のために気をつけるべきポイントとは
- 2022/03/13
2階リビングの家は魅力がいっぱい!
2階にリビングを作る家には、メリットがたくさんあります。
まず、日当たりが良好で特に朝は朝日を浴びて1日を始めることができます。
また、プライバシーを守るという観点からも2階リビングは優れています。
窓やカーテンを開け放して、光や風が通るようにしても、通行人の視線が気になることはありません。
そして2階にリビングがあると、リビングからの眺望も良くなります。
2階リビングとバルコニーとの相性もよく、リビングと一続きの空間としても活用できるでしょう。
このように魅力がたくさんある2階リビングですが、老後のことを考えると不安もあるかもしれません。
そこでこの記事では、2階リビングを作る際に老後のために気をつけたいポイントについてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
2階リビングの家で考えるべき老後対策
1階である程度生活ができるように設計しておく
もしも将来、足腰が悪くなって2階に上がるのがきつくなってしまっても、1階だけで生活ができるような設計にしておきましょう。
具体的には、お風呂やトイレ、洗面台などの水回りを1階に設置し、寝室としても使えるような部屋を1部屋作るのがおすすめです。
2階に上がらないと生活できないような間取りだと、体に負担がかかってしまい、ホームエレベーターを設置する必要も出てくるかもしれません。
そういったリフォームには費用もかかるため、なるべく1階だけでも生活ができるような間取りがおすすめです。
階段を上り下りしやすくする工夫
階段の上り下りは軽度の運動になるため、健康のためにもいいと考えられています。
そのため、1階だけで生活できるように設計しながら、老後でも階段の上り下りがしやすいような階段にしておくとよいでしょう。
具体的には、階段の踏み面はやや広めに、そして階段の段差は低めにして、緩やかな階段にするとよいでしょう。
また、手すりも設置するのがおすすめです。
そして、もしも転倒したときに一気に下まで落ちてしまわないように、踊り場を作るようにしましょう。
手すりが設置できるよう下地を補強しておく
若いときは、手すりは必要ないため逆に邪魔と感じてしまうかもしれません。
そういった場合は、将来的に手すりを設置することを考えて、壁を下地補強しておくのがおすすめです。
手すりはどこにでも設置できるわけではなく、体重を支えるためのものなので、下地補強をしてしっかりと設置する必要があります。
足腰が弱って歩行が困難になってしまったときのために、階段だけではなく廊下や室内にも手すりを設置できるように、あらかじめ下地補強をしておきましょう。
まとめ
たくさんの魅力がある2階リビングの家。
ですが、何十年もそこに住むことになるため、将来のことまで見据えて家づくりをすることは大切です。
とはいえ、将来のことはなかなか想像しづらいかもしれません。
そんなときは、ぜひ住宅のプロにご相談ください。
お一人お一人のライフプランに合わせた家づくりのご提案をさせていただきます。
ミタス・カンパニーでは、お客さまの家づくりに関するお悩みのご相談など小さな事でも、ご質問受付・対応を随時しておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください!