畳のへこみは修復できる?必要な道具と補修方法を詳しく解説
- 2022/01/16
畳の持つい草の良い香り。気持ちがリラックスしてどこか懐かしさを感じる人も多いでしょう。
畳は柔らかく程よいクッション性を持ち、足裏が心地よい素材でありますが、一方で「へこみやすい」という特徴があります。
重い家具を長期間置いた後に模様替えをすると、へこんだ部分が目立ってしまうため、修復したいと思う人も多いでしょう。
そこで今回は、畳がへこんだときの修復方法を解説します。
畳がへこんだときの修復方法
畳がへこんだ部分が気になる場合は、部分的に修復しましょう。
ここでは、畳の修復方法を解説します。
準備する道具
畳のへこみを修復するには、以下の道具を準備してください。
- 霧吹き
- 雑巾
- アイロン
雑巾は、畳が焦げてしまわないように布当てとして使用します。
家庭用アイロンの、熱を利用して修復する方法です。
補修する方法
畳の補修は、以下の手順で行います。
- 畳のへこんでいる部分に霧吹きで2〜3回水を吹きかける
- 固く絞った雑巾を当てる
- 雑巾の上からアイロンをかける
- 畳を乾かす
畳は湿気に弱いため、修復した後は十分に乾かしましょう。
畳のお手入れ方法
畳は、日頃からお手入れしていると長持ちします。掃除機やほうきで掃くだけでなく、雑巾で拭きましょう。
乾いた雑巾で、畳の目に沿うようにして拭きます。
一般的な和室では、一枚一枚、目の方向が違うため少し大変に思うかもしれません。
しかし、目に沿うことでヘリや畳の間のホコリが、しっかりと取り除けます。
また、目に逆らうと畳が痛みやすくなるため、注意しましょう。
日常のお手入れを行っていてもカビや汚れが発生した場合は、部分的に手入れをしましょう。
汚れた場合は、住宅用の中性洗剤を含ませた雑巾で拭き取ります。
また、カビにはアルコールを含ませた歯ブラシで擦ったあと、雑巾を固く絞って拭き取ってください。
拭いた後は、湿気を取るために乾拭きをするか、ドライヤーで乾かしましょう。
畳のメンテナンスで悩んだら専門家に相談しよう
和室のメインとなる床材である畳は、フローリングよりも柔らかく足裏が気持ち良いという魅力があります。
一方で、畳はへこみ・ささくれ・カビといったトラブルが起きやすいため、定期的なお手入れが欠かせません。
畳がへこんだら、霧吹きと水、アイロンを使って修復することが可能です。
汚れたら、中性洗剤をつけた雑巾で拭きましょう。
畳のお手入れ方法などで悩んだら、住宅のプロに相談してみませんか。
豊富な建築実績を持つ住宅営業なら、畳のお手入れ方法をはじめとする和室のお手入れ方法の疑問も、解決できるはずです。