畳がささくれたらどうすればいい?ささくれの原因と対処法を解説
- 2022/01/19
い草の良い香り、目にも優しい淡い緑色がリラックス感を感じる人は多いことでしょう。
フローリングの部屋が増え、本格的な和室を作ることは少なくなった現在でも、リビングの一部の畳コーナーとして、家に畳を設けるケースは多くみられます。
しかし、畳は痛みやすい素材でできているため、ささくれが起こるケースも少なくありません。
畳のささくれを直して、きれいな見た目を取り戻したいものですね。
そこで今回は、畳のささくれを修復する方法を解説します。
畳がささくれたときの対処法
畳がささくれると、靴下や服にひっかかり、嫌な思いをしたことがある人も多いでしょう。畳のささくれは、原因を知ると予防しやすくなります。
ここでは、畳のささくれが起こる原因と対処方法を解説します。
畳がささくれる原因
畳のささくれは、家具など重いものを引きずる、先の尖ったもので傷つけるといったことが原因で起こります。いわば、ささくれは、畳についた傷です。
一度畳についた傷は、残念ながら完全に元に戻すことはできません。
しかし、ささくれが小さいうちに対処することによる、傷が広がるのを防ぐことができます。
まずは畳にささくれができないように予防をする、ささくれがができてしまったら早急に対処することが大切です。
畳のささくれの対処法
畳のささくれをみつけたら、以下の方法で対処しましょう。
木工ボンドで、ささくれを広がらないように保護する方法です。
準備する道具は以下です。
- 木工ボンド
- 筆
- 雑巾
対処方法の手順を、解説します。
まずは、畳をしっかり掃除してホコリやチリを取り除きましょう。
次に、綺麗な雑巾で乾拭きしたあと、立ったい草をしっかりと目になじませるように寝かせていきます。
ささくれが広がらないためと、畳を必要以上に傷つけないようにするため、畳の目に沿って行うことが大切です。
ささくれが落ち着いたら、薄めた木工ボンドを筆で塗り込みます。
ボンドを塗った後は、十分に乾燥させましょう。
以上の方法で、ささくれは修繕することができるため、見つけ次第早急に対処しましょう。
畳の傷が広がってしまうと、修復が難しくなります。
ささくれがひどくなると、畳を張り替えなければならなくなるため、広がらないうちに対処することをおすすめします。
畳のささくれは放置せずに対処することが大切
畳のある和室は、どことなく落ち着くと感じますが、畳はフローリングに比べるとお手入れが欠かせない床材です。
せっかくリラックス感を与えてくれる和室でも、ささくれを放っておいて良いことは一つもありません。
畳の見た目が損なわれるだけでなく、ささくれが足に刺さる、カビやダニで健康被害が起きるといったトラブルが起きてしまいかねません。
畳に傷みが見られた場合は、早急に対処することが大切です。
トラブルを未然に防ぎ、畳の痛みを広げないよう注意しましょう。
畳のささくれなどメンテナンスで悩んだら専門家に相談しよう
畳のささくれなど、和室のお手入れ方法は住み始めてから知ることが多いでしょう。
住宅には、畳やフローリング、壁紙のクロスに外壁材と、さまざまな建築材料が使われています。
マイホームを建てる前や、リフォームする前に材料の扱い方を知っていれば、床材の選び方も違ったと思う方もいるかもしれません。
マイホームを検討するなら、住宅建築のプロに相談してみませんか。
豊富な建築販売実績を持つ工務店なら、家のメンテナンス方法についても適切なアドバイスができるはずです。
ミタス・カンパニーでは、お客さまの家づくりに関するお悩みのご相談など小さな事でも、ご質問受付・対応を随時しておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください!