和室に最適なプラスチック障子紙とは。張り方と剥がし方も解説
- 2022/01/04
家を建てるなら、和室には障子をつけたいと希望する方は多くいらっしゃいます。
しかし、破れやすい和紙の扱いに不安を感じることもあるかもしれません。
そこで、現代の和室では、プラスチック障子紙が注目されています。
プラスチック障子紙は、これまで和紙を使っていた障子枠にも使用可能です。
今回の記事では、プラスチック障子紙の魅力と、貼り方・剥がし方を解説します。
現代の和室に人気のプラスチック障子紙とは
プラスチック障子紙とは、プラスチックを障子紙の両面に貼り合わせてある障子紙です。
通常の和紙とは違い、プラスチック障子紙は、破れにくく汚れにくいという特徴があります。
和紙製の障子紙は、懐かしみのある色合いを持ち、自然な採光が得られるという点がメリットです。
しかし、通常の障子は、破れやすく日焼けなどで劣化しやすいというデメリットがあります。
定期的に張り替える手間も発生するため、障子紙は扱いにくいと感じる人もいるかもしれません。
特に、小さなお子様やペットがいるご家庭では障子紙を張り替えても、すぐに破られてしまうという人も多いことでしょう。
目を離した隙に障子紙が破られないかと、ヒヤヒヤしながら過ごしているという声も少なくありません。
このような障子の扱いにくさは、障子紙をプラスチックの障子紙に変更することで解消できます。
和室に最適!プラスチック障子紙の魅力
プラスチック障子紙は、素材の性質上、使い勝手が良く掃除しやすいという魅力があります。
ここでは、プラスチック障子紙の魅力を紹介します。
丈夫で破れにくい
プラスチックの障子紙は、和紙のような柔らかさはありませんが、丈夫で破れにくいため、扱いやすい障子紙です。
さらに、紫外線カットなどの加工が施してあり、色褪せや変色が起こりにくいという特徴もあります。
水拭きができて掃除しやすい
プラスチックの障子紙は、プラスチック素材であるため水拭きが可能で、掃除の手間が少なくなります。
冷暖房効率が上がる
和紙よりも空気を通しにくくなるため、冷暖房効率が上がるという効果があります。
また、プラスチック障子紙は、和紙よりも燃えにくく耐火性が高い点も魅力です。
プラスチック障子の貼り方・剥がし方
通常の和紙が使われていた障子も、プラスチック障子に変更できます。
しかし、プラスチック障子紙に張り替えるには、和紙とは違ったコツが必要です。
プラスチック障子紙は、アイロンで貼るタイプと両面テープで貼るタイプがあります。
ここでは、両面テープで貼るプラスチック障子紙の、貼り方・剥がし方を解説します。
準備する道具
プラスチック障子を貼るのに必要な道具は以下です。
- プラスチック障子紙
- 専用の両面テープ
- 障子紙用のカッター
- 定規
- マスキングテープ
プラスチック障子紙を貼る道具は、ホームセンターで購入できます。
プラスチック障子紙専用の両面テープを使いましょう。
また、障子紙用のカッターも必要です。
剥がし方
まずは、現在の障子紙を剥がす作業です。
障子の枠や桟に沿って、濡らしたスポンジで障子紙に水を含ませていきます。
のりをふやかして、元の障子紙を剥がしてください。
張り方
プラスチック障子紙は、以下の手順で貼っていきます。
- 枠に合わせて障子紙をカットする
- 木枠に専用の両面テープを貼る
- 障子紙を貼る
- 余った部分をカットする
- 仕上げをする
まず、枠に合わせて障子紙をカットします。少し大きめに切るのがコツです。
次に、木枠にプラスチック障子紙専用の両面テープを貼ります。
両面テープで、プラスチック障子紙を貼りましょう。
余った部分の障子紙をカットします。
仕上げに、両面テープで貼った部分を上から押さえたら完成です。
障子や和室のことはプロに相談しよう
マイホームを建てる時に、和室を作る予定なら住宅のプロに相談してみませんか。
和室には、洋間と違う素材が多く使われています。
障子紙だけでなく、畳・壁の日々のお手入れ方法でわからないことがあれば、専門家に聞くのも一つの方法です。
ミタス・カンパニーでは、お客さまの家づくりに関するお悩みのご相談など小さな事でも、ご質問受付・対応を随時しておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください!