夫婦の寝室はセパレート寝室がいい?マイホーム建築を成功させるためのヒント
- 2021/12/16
マイホームを建築する時に、夫婦の寝室を別室にするかで悩む人も多くいます。
モデルルーム等を見学して見ても、夫婦の寝室は同室の間取りのものが主流ではありますが、生活スタイルや活動時間のズレがあり、別室にしたいと思うこともあるでしょう。
今回は、寝室を夫婦別室にするセパレート寝室のメリット・デメリットを解説していきます。
セパレート寝室で夫婦の寝室を別室にする
夫婦の寝室を別にする、セパレート寝室にはどんなメリットがあるのでしょうか。
代表的なメリットには以下3つです。
- イビキの問題が解消される
- 室温の感じ方の違いが解消される
- 就寝時間がずれても邪魔されない
それぞれ解説していきます。
イビキの問題が解消される
ご夫婦間で、イビキの問題で悩んでいる方は多くいます。
イビキの問題は、睡眠の質だけでなく夫婦の関係さえも左右しかねない重要な課題です。
しかしセパレート寝室であれば、夫婦別室になるため、音の問題は解決されます。
室温の感じ方の違いが解消される
また、男性と女性で、室温の感じ方が違うケースは少なくありません。
衣類や布団で調整する方法もありますが、夫婦間で快適室温が大きく異なる場合は、寝室を分けた方が快適に眠れるはずです。
特に、温度に敏感で、暑すぎる、寒すぎると調子が悪くなるという人は注意しましょう。
就寝時間がずれても邪魔されない
また、夫婦間でライフスタイルに違いがあるケースにもセパレート寝室はおすすめです。
仕事の関係で、帰宅時にはすでにどちらかが寝ているというケースもあるかもしれません。
足音や照明の明るさにも気を使いますね。
お互いに気を使わずに暮らすために、セパレート寝室を選ぶご夫婦もたくさんいます。
セパレート寝室のデメリット
次は、セパレート寝室のデメリットを紹介します。代表的なものは以下の3つです。
- 暖房器具や冷房設備を2つ準備しなければならない
- お互いに体調の変化かあった時に対応しづらい
- 子育ての負担が偏る
一つずつ解説します。
暖房器具や冷房設備を2つ準備しなければならない
寝室を2つに分けると、どちらも快適な環境にしなければなりません。そのため、夏ならエアコンを2台、冬の暖房器具も2台準備する必要があります。
冷暖房費も、一部屋の場合よりも高くなると考えておきたいものです。
お互いに体調の変化かあった時に対応しづらい
次に、就寝中の健康トラブルに対応しづらいというのもあります。
睡眠と関係する病気は意外と多く、お互いの呼吸状態など微妙な変化に気付きづらいという点はデメリットです。
子育ての負担が偏る
次は、子育て中の負担が偏る点です。乳幼児期のお子さんがいて、共働きの場合は育児の負担が片方に偏りすぎないような工夫をしましょう。
また、子供がもう少し成長してきた時にも、どちらと寝るかといったことをあらかじめ決めておくと良いかもしれません。
まとめ
夫婦の寝室を別室にするセパレート寝室には、以下のメリット・デメリットがあります。
【メリット】
- イビキの問題が解消される
- 室温の感じ方の違いが解消される
- 就寝時間がずれても邪魔されない
【デメリット】
- 暖房器具や冷房設備を2つ準備しなければならない
- お互いに体調の変化かあった時に対応しづらい
- 子育ての負担が偏る
夫婦の寝室をセパレート寝室にするかどうかの判断は難しいかもしれません。
マイホームの設計はどちらか一方の意見だけではなく、ご夫婦が納得して進めていくことをおすすめします。
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