明るく開放的な空間「インナーテラス」の魅力とは？便利な使い方も解説
- 2021/12/19
マイホームを建てるなら、明るいインナーテラスをつけたいという希望は年々増加しています。
「そもそもインナーテラスって何？」「どんな使い方ができるの？」
という疑問を持つ人も多いことでしょう。
そこで今回は、インナーテラスの魅力と使い方を解説していきます。
マイホームを計画している人は、ぜひご覧ください。
室内と屋外をつなぐインナーテラスの魅力とは
インナーテラス、そこは外でも室内でもない特別な空間です。
また、インナーテラスだけ床材を変えて見たり、色の基調を室内空間とは変えてみたりすれば、より違った空間を作り出すことも可能です。
こうすることでより普段生活する室内空間とは違った特別な場所になるインナーテラスは、ちょっとリフレッシュしたくなった時や、新鮮な気分になりたい時のための空間として、普段の暮らしに新鮮さを与え続けてくれます。
インナーテラスとは
インナーテラスは、家の中や半屋外にある空間のことです。
インナーテラスの構造に明確な決まりはありませんが、多くのケースは部屋の内側に窓を数多く設け、自然光がたっぷりと差し込むように作ります。
壁・屋根どちらもガラス張りで作るで庭に突出して作るサンルームとは違い、リビングの一部を延長するように設置するのが特徴です。
インナーテラスの魅力
インナーテラスの一番の魅力は、リビングにもう一部屋、贅沢な空間を持てることです。
リビングの延長でもありながら、屋外のように明るい空間のインナーテラスは、インテリアに変化をつけてみてはいかがでしょう。
床材を変える、カーテンの種類を変えるなど、居間空間とは違う素材を選べば、より違った特別な空間を演出できます。
普段、生活する室内空間とは違う雰囲気を持つインナーテラスで過ごす時間は、リラックスした気持ちをもたらしてくれるはずです。
また、趣味の部屋として使っても、日常の暮らしに新鮮さを与えてくれるでしょう。
インナーテラスの使い方
では、インナーテラスは具体的にどんな用途で使えるのでしょうか。
ここではインナーテラスの使い方を紹介します。
洗濯物を干す
インナーテラスの最も実用的な使い方は、洗濯物を干すことです。
雨の日や花粉が飛ぶ時期に、屋外に洗濯物を干したくないと思う方も多いことでしょう。
しかし、室内に洗濯物を干すと臭いが気になり、乾きにくく不便を感じるもの。
それを解消してくれるのがインナーテラスです。
日が当たるインナーテラスに洗濯物を干せば、リビングを洗濯物で邪魔されることもありません。
子供の遊び場にする
また、子供やペットが遊ぶためのスペースとしてもインナーテラスは役立ちます。
都市部では、地価も高く分譲地も広く売りに出されているわけではないため、庭があるケースは少ないでしょう。
加えて、マイホームの庭では子供が十分遊べるスペースがないといったことも珍しくありません。道路がすぐ側にあり、目を離せない可能性もあります。
また、せっかく庭を作れたとしても雨の日は外で遊ぶのも難しいものです。
しかし、インナーテラスがあれば、安心して子供を遊ばせられます。
小さい滑り台の遊具を置く、小さいテントを置くといった遊び場として使えますよ。
ガーデニングを楽しむ
インナーテラスは、ガーデニングを楽しむのにも最適です。
マイホームの新築を機に、家庭菜園やガーデニングをはじめたいと思う人も多いかもしれません。
屋外ではなく室内空間のインナーテラスは、ベランダ菜園をするのにちょうど良い空間ですよ。
インナーテラスを作るには専門家に相談しよう
インナーテラスを作る場合は、間取り全体の計画とバランスをみていかなければなりません。
リビング・ダイニング・キッチンとのつながりや玄関からの動線など、間取りを設計するには、さまざまな角度から最適な方法をみつけていく必要があります。
家族構成や年齢、ライフスタイルなども考慮し、住みやすいマイホームを作っていくものです。
間取りの設計には専門知識が必要ですから、専門家と一緒に計画を進めていくことをおすすめします。
まとめ
インナーテラスは、庭とはまた違った雰囲気で、開放感のある空間です。
洗濯物を干す、子供の遊び場とする、ガーデニングを楽しむなどの使い方があります。
また、昼下がりに椅子とテーブルを置いて読書をする、みんなで集まってバーベキュー等を楽しむこともできますよ。
明るく開放的なインナーテラスは、マイホームの中でも特別な場所になることでしょう。
インナーテラスを含む間取りの設計は、豊富な経験を持つ建築士に相談してみませんか？
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