新築するなら洗濯動線を楽にしよう!家事がスムーズに行える家を建てるコツ
- 2021/12/22
家を新築するなら、家事が楽になる家を建てたいと思いませんか。毎日行う洗濯物も、スムーズに行いたいですね。
しかし、洗濯動線を具体的にどうやったら楽になるのか、詳しく説明できる人は少ないかもしれません。
そこで今回は、新築の洗濯動線をよくする方法を紹介します。
新築の洗濯動線を失敗すると
洗濯動線を間違えてしまうと、洗濯物を干すのに苦労します。
ここで一つ例を挙げましょう。1階から2階のベランダに洗濯物を運ぶのは重くて大変であるため、2階のベランダ脇に洗濯機を置きます。
一見、洗濯をするのが楽にみえるかもしれません。
しかし、汚れた衣類が出る場所は浴室です。浴室が1階にあれば、結局は2階に洗濯物を運ぶ手間が発生します。
また、雨の日の室内干しは、1階にある浴室の乾燥機能を使う場合、2階で洗濯機にかけた洗濯物を、また1階まで運ばなければなりません。
一つ一つハンガーにかけた洗濯物を運ぶのは、大変な作業です。
家事を楽にしようと考えたけれど、結局は「洗濯動線の失敗」となってしまうケースといえるでしょう。
新築の洗濯動線が重要
洗濯を楽にするためには、洗濯動線を短くして効率よく運ぶことが重要です。水でぬれた洗濯物は重く、運ぶのはとても重労働といえます。
そのためには、以下の動線をコンパクトにまとめましょう。
- 洗濯物が出る場所……脱衣所
- 洗濯物を洗う場所……ランドリー
- 洗濯物を干す場所……ベランダ・サンルーム
- 衣類を片付ける場所……それぞれのクローゼット
例えば、2階に浴室を設けると、グッと洗濯動線は短くなります。
2階で出た洗濯物を、脱衣所で洗濯してベランダまで運ぶのにも苦労しないでしょう。
また、1階にサンルームを設置し、浴室・脱衣所・干す場所をすべて1階に配置する方法もあります。
全体的な暮らし方との兼ね合いもあり、間取りに正解はありません。しかし、なるべく動線を短くする、階段を通らなくて済むようにするのがポイントです。
新築するなら家事が楽になる家を建てよう
家を新築するなら、家事動線を考えた間取りにしてみてはいかがですか。
洗濯だけでなく、掃除・料理・ゴミ出しなど、毎日やらなければならない家事は多岐に渡ります。
少しでも効率よく楽に行えると、暮らしもスムーズにるかもしれません。
特に、共働き家庭が増えている現代では、家事をいかに楽にするかは大事な課題です。
例えば、ビルトインガレージとキッチンを勝手口でつないておくと、スーパーで買ってきた食材をキッチンに直接運べて便利に使えるでしょう。
キッチンで出た生ごみを屋外へ出す時にも、リビングを通らずに運べて衛生的です。
このように、家事をいかに楽に効率よく行えるかを考えた「家事が楽になる家」を目指してみませんか。
まとめ
家を建てる前に、洗濯物はどのように行うかを考えておくとスムーズに新居での暮らしを始められます。
洗濯動線の設計は、洗濯物が出る場所である浴室から、洗う・干す・しまうまでのプロセスをイメージしておくことが重要です。
暮らしにあわせた洗濯動線の設計は、豊富な経験を持つプロであれば良いアイディアが提案できるはずです。
洗濯物の量一つとっても、家庭によってさまざまです。間取りで悩んだら専門家に相談してみましょう。
ミタス・カンパニーでは、お客さまの家づくりに関するお悩みのご相談など小さな事でも、ご質問受付・対応を随時しておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください!