雨漏りの放置は危険?修理の費用や業者を選ぶポイントを解説
- 2021/10/19
近年、日本の気候で増えているのは、台風や局所的な大雨。
大雨のあとに、雨漏りの影響で天井にシミをみつけることがあります。
屋根をみたら、雨どいが壊れていることに気づく場合もあるでしょう。
「雨漏りの修理っていくらかかるの?」
「雨漏りの修理って、どこに依頼すればいいの?」
といった疑問が出てくるかもしれません。
そこで今回の記事では、雨漏りの修理費用や、良い修理業者を見分けるポイントをご紹介していきます。
雨漏りの放置は危ないって本当?
雨漏りは、部屋の目に見える雨漏りの被害だけでなく、カビやシロアリが発生する可能性があります。
雨漏りを放っておくと、建物内部が湿気によりカビが増殖しやすい環境になってしまうことも。
また、土台が雨漏りの侵食を受けると、シロアリの発生にもつながります。
カビやシロアリの発生は、家の耐久性が落ちるだけでなく、家族の健康を脅かす可能性も捨てきれません。
雨漏りは、放置しておいた期間が長ければ長いほど、被害が大きくなることも考えられるもの。
つまり、雨漏りを発見したらできるだけ早く修理する事が、家や家族を守ることにつながります。
雨漏りの修理費用は?
雨漏りの修理にかかる費用の相場は、5〜30万円と幅があります。
金額に幅がある理由は、雨どいの修理だけで済む小規模なものから、屋根の修理をする大掛かりなものまでさまざまであるから。
屋根の修理となると、足場を組む必要があり、高額になる可能性があります。
雨どいの修理だけで済む場合は、大体3000円〜10万円程度でしょう。
屋根の、最も高い部分である大棟をカバーする鉄板「棟板金」の修理は、3〜10万円程度。
雨漏りの場合、大棟から雨水が入ってくる場合が多いので、覚えておくと良いでしょう。
雨漏りには火災保険が使える場合も
雨漏りの原因が自然災害であった場合、火災保険が適用されるケースがあります。
雨漏りの修理は高額になるケースも多く、直さなければと思っていても後回しにしてしまうことがあるかもしれません。
もし、修理代がネックになっているなら、一度、契約中の火災保険の内容を確認してみることをおすすめします。
火災保険の適用範囲は、多肢に渡りますので、賢く利用していきましょう。
なによりも、住宅をより長く使用できるよう、継続的にメンテナンスしていくことが大切です。
雨漏り修理の施工業者を選ぶためのチェックポイント
雨漏りは、気づいたら早急に修理したほうが良いのは確かです。
しかし、修理を急ぐあまり、施工業者をよく見極めずに依頼するのは避けましょう。
必要以上に、多額な費用がかかってしまっては大変です。
良い施工業者を、しっかりと見分ける方法をご紹介していきます。
【優良業者の見分け方】
- 必ず調査をしてから見積もりを出す
- 顧客の話をしっかり聞き、ケースにあったプランを提案する
- 雨漏り診断士などの資格を持っている
- 保証期間が長い
この条件が、当てはまらない業者には、依頼しないほうが良いでしょう。
まとめ
雨漏りをみつけたら、天井のシミや水漏れだけでなく、建物内部にも被害が広がっていないか、しっかり調査する必要があります。
雨漏りを放置しておくと、カビやシロアリが発生することもあります。建物の耐久性が劣り、家族にも健康被害が起こりかねません。
雨漏りの修理費用は、被害の大きさによって5〜30万円と幅があります。
台風など自然災害による雨漏りの場合は、火災保険が適応されることもあるため、契約中の保険を確認してみましょう。
住宅の建て替えを検討しているなら、専門家に相談してみませんか?
ミタス・カンパニーでは、お客さまの家づくりに関するお悩みのご相談など小さな事でも、ご質問受付・対応を随時しておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください!