和室の魅力とは?新築住宅に取り入れたい畳について解説
- 2021/10/16
リラックスできる住空間の選択の一つに、「和室」が挙げられます。
日本の伝統的な建築スタイルである和室は、日本人にとっては居心地が良く、癒やしを感じることでしょう。
生活スタイルの変化で、現代ではフローリングの生活が主流となりました。一方で、心地よさを感じる和室も、再び注目を集めています。
そこで今回の記事では、和室の持つ効果について、詳しく解説していきましょう。
和室の持つ効果
和室は、心が穏やかになるだけでなく、畳の原料である「い草」の持つ効果にも魅力があります。
昔から使われているい草は、日本の気候や住環境に適した素材です。
ここからは、空気清浄機能や調湿機能、吸音効果など、い草の持つ効果をみていきましょう。
空気清浄機能がある
い草で注目したいのは、空気中の有害物質や二酸化炭素などを吸着し、空気を浄化する作用。
エネルギーを使わずに、空気をきれいにする効果があります。そのため、天然の空気清浄機とも言われていますよ。
調湿機能がある
い草は、部屋の湿度が高い時は水分を吸着し、低い時には水分を放出する調湿機能があります。
高温で多湿な日本の気候には、適した材料だといえるでしょう。
い草をふんだんに使った和室では、年間を通して快適な湿度を保てます。
吸音効果がある
空気を多く含む性質のあるい草には、音を吸収して周りの音を和らげる吸音効果があります。い草がクッション材の役目を持つのは、適度な弾力性があるから。
小さなお子様や高齢の方にも優しく、最適な床材といえます。
バタバタ走り回っても、多少転んでも、和室であれば音が響くことを気にしなくて済みますね。
子供の遊び場として、畳スペースを設けるのも、一つの方法かもしれません。
和室にはリラックス効果がある
「畳の部屋は、居心地の良さを感じる」というのは科学的に見ても根拠があります。
それは、い草の持つ、色と香りの効果です。
い草の緑は目に優しく、心を落ち着ける効果がありますよ。また、い草の香りも、森林浴と同じような、一種のアロマテラピー効果をもたらすでしょう。
新築で和室を作るなら建築家に相談しよう
現在の住宅では畳の部屋を作らないことも増えてきました。
特に都市部では土地も限られており、畳の部屋を作ることが難しいと考える方も多いかもしれません。
立派な和室ではなくても、畳コーナーなどで畳を導入する方法もあります。
建築のプロに住宅の相談をすると、和室を取り入れる良いアイディアが浮かぶかもしれません。
まとめ
和室で使われる畳のい草は、空気清浄機能や調湿、吸音機能など、さまざまな効果があります。
畳は、日本の気候に適した建材の一つといえるでしょう。
和室を新築で取り入れる際は、建築家のプロに相談することをおすすめします。
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