元利均等返済と元金均等返済ってなに?メリットとデメリットを解説
- 2021/08/22
住宅ローンの返済方法には、大きく分けて元金均等返済と元利均等返済の2つがあります。
「元金均等返済と元利均等返済の違いってなに?返済方法はどっちを選べば良いの?」
という疑問も出てくることでしょう。
今回の記事では、元金均等返済と元利均等返済のメリットとデメリットを、分かりやすく解説していきます。
元利均等返済と元金均等返済の違いとは
住宅ローンの返済方法には、大きく分けて元金均等返済と元利均等返済の二つがあります。
- 元利均等返済……元金と利息の合計金額を毎月均等に返していく返済方法
- 元金均等返済……最初の返済金額が大きいものの、徐々に返済額が小さくなる返済方法
それぞれのメリットとデメリットを詳しく紹介していきましょう。
元利均等返済のメリットとデメリット
元利均等返済では、一定の返済額のなかで、元金と利息の割合が変化するため、毎月の返済金額は変わりません。
そのため、将来の返済や家計収支が予想しやすく、返済計画も立てやすいのが特徴です。
しかし、同じ返済期間で考えた場合、元金均等返済よりも総返済額が多くなるというデメリットも見逃せません。
けれど繰上返済を定期的に行えば、返済額を減らすことも可能です。
家計管理に不安がある方や、今後、生活費など、出費の変動が予想される方におすすめの返済方法といえるでしょう。
元金均等返済のメリットとデメリット
元金均等返済は、元金を元に利息が計算されるため、ローン開始直後の返済負担が大きくなります。
けれど、返済が進むにつれて毎月の返済額額は減っていき、元利均等返済と比べると、総返済額は少なくなるのがメリットです。
総返済額に着目するなら、元金均等返済に軍配が上がるといえますね。
しかし、元金均等返済を扱っていない銀行もあるため、注意が必要です。
元利均等返済と元金均等返済で迷ったらプロに相談しよう
住宅ローンの返済方法選で迷ったら、住宅の専門家に相談しましょう。
住宅ローンは、ライフプランによって最適な支払い方法が異なります。
元利均等返済と元金均等返済、一概にどちらが得とはいえず、ご家庭の計画にあった返済方法を選ぶことが大切です。
返済終了までの収入や支出の見込み、定年退職の時期なども考慮したいもの。
自分にあった返済方法を選ぶためにも、注文住宅の販売実績を持つプロに相談することをおすすめします。
まとめ
住宅ローンの返済方法には、毎月同じ額を返済していく元利均等返済と、開始当初の返済額が大きくなる元金均等返済の二種類があります。
元利均等返済と元金均等返済、それぞれにメリットとデメリットがあり、どちらが最適であるかは個々のライフプランによって異なるもの。
住宅ローンは、住宅販売の経験を豊富に持つ、プロに相談しながら決定しましょう。
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