フラット35はどんな住宅ローン?メリット・デメリットを解説
- 2021/08/19
家を購入するとき、住宅ローンを利用する方は多くいらっしゃいます。
住宅ローンの中でも、フラット35という固定金利型の住宅ローンに注目が集まっています。
「フラット35ってどんな住宅ローン?」
「フラット35を検討しているので、メリットとデメリットを知りたい」
と思う方も多いくらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、フラット35という住宅ローンと、メリット・デメリットを解説していきます。
フラット35はどんな住宅ローン?
フラット35とは、全期間固定金利型の、住宅金融支援機構と民間金融機関が提携している住宅ローンです。
フラット35は借入をしてから返済終了まで最長35年間、一定の金利(固定金額)で返済していきます。
また、フラット35は他の住宅ローンと違い、保証人がいない、団体信用保健に加入しないといった場合でも利用できるといった特徴があります。
また、どの住宅にも適応されるわけではありません。
フラット35の利用には、住宅金融機関が定めた、一定の住宅設計基準を満たす必要があります。
戸建てでは、床面積が70平方メートルで、耐久性を保つための性能を兼ね備えていなければなりません。
また、建築の仕様が条件を満たせば、一定期間、金利が下がる「フラット35S」という制度の利用も可能です。
フラット35のメリットとデメリット
フラット35を利用するメリットは、金利や返済額が一定で変わらない固定金利であるため、安心して返済計画が立てられることです。
また、保証人や保証料が不要で、諸経費を抑えられるというメリットも。
一方で、金利が高くなりがちで、同じ金額を変動金利で借りた場合よりも返済額が大きくなるといったデメリットがあります。
また、将来、市場金利が下がったとしても影響を受けないため、住宅ローンの返済額は変わりません。
フラット35Sを利用する場合には、技術基準を満たすために一般的な建築よりも工事費用がかかることも想定しておきましょう。
フラット35のことは住宅の専門家に相談しよう
全期間固定金利の住宅ローン「フラット35」は、金融機関によって、金利や手数料が異なります。
金利を比較するには、フラット35のホームページから全国の金融機関を検索できますが、実際に選ぶ場合はプロからの解説を聞くことが重要です。
フラット35の利用には、長期優良住宅制度など、その他の制度も関係します。
しっかりと内容を理解してから選ぶためにも、住宅の専門家に相談しましょう。
まとめ
フラット35は全期間固定金利の住宅ローンで、利用するにはフラット35が定める住宅性能の基準を満たさなければなりません。
固定金利であるため、返済計画を立てやすいというメリットがあります。
一方で、市場金利が下がっても返済額が下がることはないのがデメリットです。
フラット35を取り扱う、各金融機関の動向や金利については、住宅の専門家に話を聞くことをおすすめします。
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