火災保険の補償範囲と対象とは?新築するなら知っておきたい保険の話 | ミタス・カンパニー

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火災保険の補償範囲と対象とは?新築するなら知っておきたい保険の話

  • 2021/08/01

火災保険は、万が一の火事のときだけのために備える保険だと思われがちですが、実は台風などの自然災害や、盗難被害、事故被害にも備えられます。

「具体的に、どんな自然災害が補償の範囲内なの?補償されるものは何?」

と、火災保険の内容を詳しく説明できる方は少ないかもしれません。

そこで今回の記事では、火災保険で補償される範囲と、対象について詳しく解説していきます。

火災保険で補償される範囲

火災で起きた被害は、火災保険の対象範囲内です。

失火、や隣家の火事からのもらい火などで家が火事になった場合は補償の範囲内です。

また、火事だけが対象かと思われがちですが、火災保険の対象範囲には雪災・風災・水災など、さまざまな自然災害が含まれます。

台風で玄関が浸水被害にあった、大雪で屋根が故障したなども補償の対象となる場合が多いでしょう。

また、自動車の衝突や石の衝突など物体があたったことによる損害、配管設備の故障による水濡れという場合も。

そして、泥棒などにあい、盗難や損害を被った場合も火災保険の補償範囲内です。

火災保険の補償対象は?

火災保険は、補償の対象を選択できます。

  • 建物のみ
  • 家財のみ
  • 建物と家財

建物には、建物本体以外に、門や塀、車庫なども含まれます。

また、畳やふすま、建物に固定されているアンテナなどの付属設備も建物の範囲内です。

さらに、火災保険の対象に、建物と家財どちらも含める選択も可能です。

家財とは、一般的には建物の中に所有しているもののことをいいます。

具体的には、テレビなどの電化製品、家具、衣類などのこと。

ただし、一個30万円をこえる宝石などの貴金属や骨董品は、契約時に申告しておかないと対象とならない場合もあります。

保険によって細かい規定は異なるため、加入時に内容をよく確認しましょう。

火災保険のことは住まいの専門家に相談してみよう

家を新築するときには、火災保険の内容について専門家から説明を聞くことをおすすめします。

火災保険の補償内容は、どの自然災害が対象となるのか把握が難しく、実際は受けられる補償も申請を忘れてしまうといったことも。

住まいに河川が近いなど、それぞれの地域や土地の状況によっても火災保険の選び方は変わります。

疑問点があれば、保険の専門家に相談してみましょう。

まとめ

火災保険で補償される範囲には、火事だけでなく風災や水災などの自然災害も含まれます。

保険の補償対象には、建物のみ、家財のみ、建物と家財の3つがあります。

火災保険は、家を建てる立地や家族構成などを把握し、保険会社と補償範囲を選んでいきます。

補償範囲や内容をしっかり把握し、自分にあった無駄のない保険を選びましょう。

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