バルコニーとベランダの違いは?建築用語をわかりやすく解説 | ミタス・カンパニー

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バルコニーとベランダの違いは?建築用語をわかりやすく解説

  • 2021/07/16

不動産屋の物件情報やハウスメーカーのカタログで、バルコニーという表記をみたことがある方も多いことでしょう。

一方で他の間取りではベランダと書かれているのを見て「違いは何だろう?」と疑問に思うかもしれません。

言葉の意味を理解しておくことで、理想通りのマイホームを選ぶことができます。

今回は、バルコニーとベランダの違いを分かりやすく解説していきます。

バルコニーとベランダの定義

表現の違いだけだと捉えている方もいますが、実はバルコニーとベランダには明確な違いがあります。

一言で言うと、バルコニーとベランダの違いは、屋根がついているかないかです。

それぞれの定義をよくみていきましょう。

ベランダとは

ベランダとは、住宅の外壁からせり出している、2階以上にある屋根つきの屋外スペースのことです。

和風建築では縁側と呼ばれ、洋風住宅ではベランダと呼ばれます。

マンションでは、隣のベランダと仕切りの壁でつながって施工されていることが多いでしょう。

ただし、屋根があっても下の階の屋根部分を利用している部分はベランダではなくルーフバルコニーといいます。

ベランダの使い方

ベランダは、屋根があるので洗濯物を干すのにちょうど良く利用できます。

屋根の軒先部分から洗濯物干しを取り付けることも可能です。

ミニトマトやバジルなどで、家庭菜園を楽しむ方も多くいらっしゃいますよ。

また、エアコンの室外機を置くなど、設備のスペースにもできます。

戸建て住宅では、ベランダがあれば1階に運ばなくても2階でお布団を干せるので、便利に使えます。

バルコニーとは

バルコニーとは、2階以上にある、住宅の外にせり出した屋根のない屋外スペースです。

一般的には、ベランダよりも面積は広く作られています。

戸建て住宅では、2階の屋外部分にバルコニーが取り付けられている場合もあります。

また、屋根のない屋外スペースでも1階にある場合はテラスといい、バルコニーとは区別されます。

バルコニーの使い方

広いバルコニーがあると、家族とのコミュニケーションを増やすのに最適です。

たとえば、親子で水遊びをする、レジャーシートを広げてピクニック気分を味わう、屋外用の椅子とテーブルを置いて晩酌を楽しむこともできます。

マイホームの中で、庭と家の中の中間にあたるバルコニーは、リラックスしながら解放感を味わえる絶好のスペースとなるでしょう。

ベランダやバルコニーのことなら専門家に相談してみよう

ベランダは屋根つきの屋外スペース、ベランダの屋根がないものはバルコニーと区別して理解すると分かりやすくなります。

最近では、ベランダとバルコニーの区別が曖昧になって表記してある不動産情報も多いため、明確な違いは住宅の専門家に聞いてみることをおすすめします。

ベランダもバルコニーも、屋外空間であるため天候や自然災害の影響を受けやすい場所です。

排水や構造に関わる知識が必要になるため、マイホームを計画するときは専門家に相談してみましょう。

まとめ

ベランダとバルコニーの違いは、屋根の有無です。

屋根があることでベランダは洗濯物を干すのに向き、バルコニーは、椅子を置いてお茶を飲むなど、ゆったり過ごすのに向いています。

家族の暮らし方に適した屋外空間を選び、快適に過ごせるマイホームを実現したいですね。

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住宅設計の経験が豊富なプロと一緒に、ベランダやバルコニーのある、すてきな住まいを作りましょう。

 

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