のび太の家の間取りから学ぶ家事動線!漫画の間取りから学んでみよう
- 2021/06/19
国民的アニメ『ドラえもん』の野比家の住宅は日本中でよく知られています。
ドラえもんのタイムマシンが入ったのび太の机、ママがお茶を飲む食堂など、懐かしい景色が記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。
野比家の間取りをよく見てみると、とても便利な家事動線であったことが分かりました。
今回は、のび太の家の間取りを解説し、現代の住まいに取り入れられる工夫を紹介していきます。
これから家を建てる予定がある方はぜひご覧ください。
のび太の家の間取りってどう?
まずは、ドラえもんの野比家の基本情報をみてみましょう。
住所:東京都練馬区月見台すすきヶ原
構造:木造二階建て
間取り:5DK
家族:ドラえもんを含めて家族4人
漫画の中では貧乏というイメージがありますが、家族四人で練馬に庭付き一戸建てを持つ野比家は、大邸宅であることが分かります。
ドラえもんの作者である藤子・F・不二雄は、野比家の間取りを完璧に再現し、外見からの絵を描いています。
藤子氏は、ドラえもんの連載期間中の45年間、この一つの間取りを使い続けたといいます。
間取りが完璧に再現されている漫画は、数多ある漫画の中でも、ドラえもんとサザエさん、ちびまるこちゃんの3つだけとも言われますよ。
次の項からは、もう少し間取りを詳しく解説しましょう。
のび太の家の間取りは家事動線が良い
野比家の間取りをみると、家事動線の良い配置であることがわかります。
玄関からまっすぐ伸びた廊下は食堂に続いています。
廊下を境目にして、北側には浴室・洗面室・トイレ。
南側には両親の部屋・応接室・居間があります。日当たりの良い南側に、居間が配置されていますね。
二階にはのび太の部屋と、ドラえもんの寝室である押入れだけがあり、コンパクトにまとまっています。
一階の廊下からは直接台所に通じるため、スーパーで買った食材も運びやすいでしょう。
洗面室から廊下を通じ、両親の部屋から庭への動線も短く、洗濯もしやすいですね。
廊下からは各部屋に繋がっているため、掃除機もかけやすいですね。
収納も十分に確保されているため、片付けもラクにできるはずです。
野比家は、廊下を中心として各部屋への行き来ができ、家事動線が秀逸であったことが分かります。
のび太の家の家事動線を取り入れよう
現代では台所・居間・応接室が一緒になったリビングダイニングキッチンが人気です。
廊下は有効スペースではないと捉えられることが多いため、縮小される傾向にあります。
一見、メリットばかりに見えますが、家事動線は盲点になりがちです。
キッチンから洗面室への行き来や、洗濯物を干すまでの動線は確保できているか、注意深く見る必要があります。
野比家の間取りの家事動線を参考にしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
ドラえもんの家は、家事がしやすい便利な間取りであったことがわかりました。
水周りと台所、両親の寝室は廊下から行き来でき、料理・掃除・洗濯、すべての動線が確保されています。
家を建てるなら、のび太の家のように家事動線の良い間取りにしてみるのはいかがでしょうか?
家を建てるなら間取りを自由に決められる注文住宅がおすすめです。
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