COLUMNミタス家づくりコラム

高断熱住宅のQ値とC値ってなに?家の断熱性能と気密性を知ろう

  • 2021/04/18

住宅展示場の見学や、ハウスメーカーの資料請求で「わが社は断熱性能を表すQ値が○○です。」という話をされた経験はありませんか?

高気密高断熱の家づくりで、住宅の断熱性能の基準としてよく用いられるのが「Q値」です。

けれど家の断熱性能には、Q値だけでなく気密性を表すC値も深く関係してきます。

聞きなれない言葉で「Q値とC値ってなに?」と思う方も多いのではないでしょうか。

今回は、住宅の断熱性能で用いられるQ値とC値は何なのか、また、断熱性と気密性の関係を解説していきます。

断熱性能の高い家づくりを検討している方は、ぜひご覧ください。

 

断熱性能に重要なQ値とは?

Q値とは「熱損失係数」という値で、「どれくらい熱が逃げにくい家なのか」を数値で表したものです。

施工者の中には、「わが社の住宅はQ値が断熱等対策等級4の基準をクリアしています」とアピールする施工業者もいるでしょう。

しかし、本当に住宅の性能に自信を持っている施工業者は、Q値だけでなく必ず「C値」の話をします。

「C値」は断熱等対策等級には直接関係はありませんが、家の断熱性能を知るためにQ値と同じくらい大切な指標です。

 

断熱性能に重要なC値って何?

では、C値とは何の値なのか?ここから詳しく解説していきましょう。

C値とは、家の延べ床面積の対する「すき間面積」の割合の事です。

C値=家全体のすき間の合計(㎠)÷延べ床面積(㎥)

住宅を施工するときには、どうしても「すき間」が生じてしまいます。

C値は、このすき間が床面積1㎥あたりどれくらい(もしくは㎠)あるのかを示しています。

つまり、C値を知れば住宅の気密性が分かります

C値はすき間の大きさを示す値ですから、値がゼロに低いほど気密性が高くなります。

例えば、延べ床面積が40坪の住宅の場合をみてみましょう。

  • C値が5.0ならハガキ4枚半のすき間
  • C値が2.0であればハガキ2枚弱のすき間

このようにC値が小さいほど気密性が高いということです。

C値は、施工後に測る値なので、自分の家は施工するまで測定できません。

しかし、施工業者の過去の実績から、平均してどれくらいのC値の家を建てているかは分かります。

家を建てる施工業者を選ぶ際は、C値を一つの判断基準にしてみると良いでしょう。

 

断熱性能は気密性とどういう関係があるの?

断熱性を高めることと気密性は深い関係があります。

なぜなら、断熱性能が高くても、気密性が低い家の場合、冷暖房された空気が隙間から逃げてしまいます。

これでは省エネルギーとはいえません。

例えば、Q値ばかりが高くてC値が低い家というのは「締まっていないダウンジャケット」のようなもの。

せっかく断熱性の高い羽毛をたっぷり使用したダウンジャケットを着ても、ファスナーを開けたままだと寒くなりますね。

どんなに性能の高い断熱材を使用した住宅でも、すき間が多いと、性能を生かしきることができません。

住宅を建てる際は、断熱性と気密性、Q値とC値のバランスがとても重要だということがお分かりいただけたのではないでしょうか。

 

断熱性能のC値はどうすればわかるの?

では、住宅のC値はどうやったら分かるのでしょう。

C値の測定は、施工後の建物に専用の気密測定試験機を用いて測ります。

もし気密性に自信のある業者であれば、気密試験を必ず行います

また、検査結果に自信があるので、建て主にC値の説明を行うでしょう。

逆に、C値に関する説明が全くない施工者については、以下の2つを聞いてみることをオススメします。

  • 気密測定試験はちゃんと行っているか
  • 気密測定試験を行っていれば、どのような結果が出ているのか

施工業者を決める前に、疑問点や不安は取り除いておきましょう。

 

断熱性能のC値の基準はどれくらい?

C値が1.0以下であれば、「気密性は高い」といえます。

けれどC値は住み続けている間に、年々数値が大きく(悪く)なってしまいます。

住宅は経年劣化すると、すき間が広がってしまうからです。

長く住んでいても、気密性の高い状態を確保出来る家のほうが断熱性能を維持しやすくなります。

経年劣化してもC値が1.0以下に収まるよう、新築時の値が低い施工者を選ぶと良いでしょう。

 

高気密高断熱にするなら注文住宅がオススメ

住宅の断熱性能を知る値のQ値とC値。

Q値は熱損失係数で、住宅の断熱性能を数値で表した値、C値は相当すき間面積のことで、住宅の機密性能を知るための値という説明をしました。

断熱性と気密性は、家の断熱性能に大きく関ります。

信頼できる施工業者で注文住宅を建てることをオススメします。

ミタス・カンパニーでは、お客さまの家づくりに関するお悩みのご相談など小さな事でも、ご質問受付・対応を随時しておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください!