吹き抜けリビングの住宅を建てるなら|知っておきたい断熱性と気密性の話
- 2021/04/08
家族が集まる場所であるリビングは吹き抜けにしたいと思う方も多いのではないでしょうか?
光がたくさん差し込む、開放的なリビングは魅力的ですよね。
けれど、「吹き抜けってデメリットはないの?」と不安に思うこともあるかもしれません。
今回は、吹き抜けリビングの魅力と弱点、そして弱点をカバーする方法を紹介していきます。
「吹き抜けリビングのある家を建てたい」と思う方はぜひご覧ください。
吹き抜けリビングの魅力って?
まずは、吹き抜けリビングの魅力を解説していきます。
吹き抜けリビングは、開放感があり、空間を広く見せられるというのが特徴です。
また、高い場所に窓を取り入れることで、リビングの日当たりが良くなるでしょう。
そして、吹き抜けをつくると、リビングと2階がつながるので、家族のコミュニケーションが取りやすくもなります。
このように吹き抜けリビングは、開放感と日当たり、家族の気配を感じられるという点で、魅力がたくさんある設計なのです。
吹き抜けリビングの弱点とは?
多くの魅力がある吹き抜けリビングにも、部屋を温めたり冷やしたりしづらいという弱点があります。
前提として、暖かい空気は上に、冷たい空気は下に溜まります。
吹き抜けの場合、1階から2階へと空気が上がるため、1階のリビングで暖房をつけていても、暖かい空気が上へ上へとどんどん流れてしまい、リビングが全然暖まらないといったことが起こりがちです。
逆に夏場の場合、リビングで冷房をつけるとリビングのある1階は冷えますが、2階は熱気がこもってしまうということも。
つまり吹き抜けリビングのある家では、冬は暖かく、夏は涼しく過ごすための対策が必要になるのです。
吹き抜けリビングには高断熱・高気密が必要
では、吹き抜けリビングで、一年を快適に過ごすためにはどうしたら良いのでしょうか?
一番の解決策は、断熱性・気密性の高い家を建てることです。
高断熱・高気密の家なら、1階と2階が一つの大きな空間となり、空気を循環させることができ、家全体を均一に暖められます。
対して、断熱性・気密性の低い住宅の場合、暖気や冷気が外にどんどん逃げていってしまうため、一向に部屋が温まりません。
部屋と部屋の温度差によって、ヒートショック現象を誘発してしまう恐れもあります。
(ヒートショック現象とは、部屋の寒暖差の変化で、体に負担がかかる現象のこと)
最悪の場合、死にいたるほど危険です。
ヒートショック現象のリスクを減らすためにも、吹き抜けリビングのある住宅において、断熱性・気密性の高さは非常に重要なポイントとなります。
吹き抜けリビングの設計は注文住宅へお任せ
注文住宅では、高断熱・高気密の家を造ることができます。
というのも、注文住宅はお布施主様のご要望をお聞きしてから、家を設計し建てるからです。
なので、吹き抜けリビングなどの少し特殊な設計そしたい場合は、まずは注文住宅に相談すると良いでしょう!
ミタス・カンパニーでは、お客さまの家づくりに関するお悩みのご相談など小さな事でも、ご質問受付・対応を随時しておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください!