日照確保には間取りが重要?間取りと日当たりの関係とは
- 2021/03/29
日当たりは間取りによって変わる
家の日当たりは良い方がいい、という方がほとんどでしょう。
一日の中で、朝焼けから夕焼けまで、時間の移ろいが感じられる部屋は憧れるものですよね。
実は、日当たりをよくするためには、間取りを考える必要があるのです。
今回は、間取りと陽当たりの関係について、ご紹介します。
日照時間と日当たりの関係
そもそも、日が射している時間はどのくらいなのでしょうか?
場所や季節によって多少変化しますが、東京都近辺ではおおまかに一か月平均120~180時間ほどだといわれています。
この数字を30日で割ると、4~6であり、一日に4~6時間しか日照が確保できないということなのですね。
このように日照時間は意外に短く、全ての部屋の日当たりをよくすることは難しいといえます。
加えて、季節や窓の方角などによっても左右されるため、「日照を集める部屋」を決めるとよいでしょう。
間取りから考える快適な部屋
太陽光は夏は入ってきてほしくないもの、冬は確保したいもの。
なぜなら、夏は涼しく、冬は暖かい部屋が快適な部屋だといえるからです。
この条件を満たすための古典的な方法として、南側に深い庇(ひさし)を設ける方法があります。
また、壁があたたまると室内もあたたまるので、夏は壁面日照時間が短く、冬は長い部屋を実現したほうが、より快適な部屋をつくることができるでしょう。
これらの条件を実現しやすい部屋が、「南向きの部屋」です。
よく、北向きの部屋は日当たりが悪く、南向きの部屋は日当たりがよいとされていますが、あながち間違いではないかもしれませんね。
上記のことから、日当たりを確保したい部屋は、南向きに配置するとよいでしょう。
また、トイレや浴室などの、比較的採光を必要としない部屋は北向きに配置することで、他の部屋に効率的に光を取り入れることができます。
朝の光を存分に浴びて目覚めたい方は、寝室を東側に設けたり、仕事部屋の日照を均一に保ちたい方は、南側か北側に設けたりするなど、自身のライフスタイルと照らし合わせて考えてみてくださいね。
日光を上手く活用して暮らしの質を上げる
人間は、日光が好きな生き物です。
太陽の光によって、身体の調子を整え、体内の生活リズムも太陽を中心として構成されるのです。
つまり、一日の長い時間を過ごす家において、日当たりを考えることは生活の質の向上において避けては通れないことだといえるでしょう。
注文住宅は、長年の経験と知識から、日当たりと間取りの関係をはじめとした、生活の質を上げるヒントをたくさん知っています。
ミタス・カンパニーでは、お客さまの家づくりに関するお悩みのご相談など小さな事でも、ご質問受付・対応を随時しておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください!