時がたっても変わらない人気者!畳を使った畳コーナーとは?
- 2021/03/26
現代でも畳は依然として人気
近年では、家の床といえばフローリングが主流であり、お部屋も洋室など、日本建築で畳が使われることが少なくなってきています。
近年の住宅事情を見ると、6畳以上の和室がある家は1割に満たないので、住宅に限った話では畳離れが進んでいるのかもしれませんね。
しかし、古民家カフェなどが人気を集めているように、日本人には、畳を愛する心が根強く残っているようです。
住宅に関しても、「間取りに余裕がなく、和室の設置を諦めた」という方が一定数います。
和室を確保することが間取り上難しい場合は、畳コーナーを設置することもできますよ。
畳コーナーは、畳が持つ和の空気感や落ち着きのある空間を演出しながらも、広いスペースを必要としません。
今回は、限られたスペースでも、和のテイストを加えることができる畳コーナーについてのご紹介です。
畳コーナーは和室となにが違うの?
一般的に和室とは、畳が敷いてある、一つの独立した和の空間のことを指します。
一方で、畳コーナーとは部屋の一角に畳を敷いたスペースを作るだけで、壁などは設置しません。
床の一部だけ畳になっている空間のことを、イメージしていただければわかりやすいかもしれません。
畳コーナーは、畳のある空間を作ることができ、特に場所を占有することがないので、ちょっとした和スペースが欲しいと考える方に人気です。
まさに、現代の狭小住宅の需要にぴったりとマッチした新しい構想だといえるでしょう。
小上がりタイプの畳コーナー
畳コーナーを設ける場合に、一段高くして小上がりタイプにすることがあります。
メリットとデメリットを、それぞれご紹介していきましょう。
小上がりにするメリット
腰かけてくつろいだり、布団を敷いてベッドのように使うこともできます。
また、下に収納スペースを設けることができるので、収納スペースを増やすことができる点も嬉しいですよね。
また、部屋に段差ができるので、様々な空間デザインを楽しむことができます。
小上がりにするデメリット
部屋の中に段差ができるので、けがに注意が必要です。
特に、子どもや高齢の方が暮らす場合は、つまずいたり、落ちたりしないように注意を払わなければなりません。
また、段差があるので、家具の配置が限られてしまいます。
一般的な小上がりタイプの畳コーナーは、30~40㎝ほどの高さにすることが多いです。
腰かけたときの快適さや収納をどの程度確保するのかで、適した高さは変わるので、実際に腰かけてみるなどして、自分に合った高さにするとよいでしょう。
小上がりタイプにするかどうかは、自身のライフスタイルや家族構成と照らし合わせて考えて下さいね。
畳コーナーは注文住宅で
建売住宅で最初から畳コーナーがついていることはほとんどないといってよいでしょう。
また、和室を確保している建売住宅も最近では珍しくなっています。
そこで、注文住宅でちょっとした遊び心のある畳コーナーを作ってみてはどうでしょうか?
ちょっとしたスペースでも、和の空気感を味わうことができると嬉しいものです。
注文住宅では、畳コーナーに限らず、スペースを有効活用することで、限られた面積でも、最大限満足できる家を建てることができますよ。
ぜひ一度、家づくりのプロにご相談ください。
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