トイレの間取りはどう決める?新築に潜む落とし穴とは
- 2020/12/20
トイレの間取りの重要性
トイレは日常的に使う空間であり、我々の家になくてはならない設備ですよね。
このように重要な設備であるトイレの間取りはとても重要です。
なぜなら、日常的に使う空間であると同時に、トイレに入るところは「人に見られたくない」からです。
また、音やにおいにも配慮する必要があるでしょう。
しかし、音やにおいに配慮した結果、使い勝手の悪い位置に配置してしまっては、トイレに行くのが手間になるかもしれません。
つまり、トイレの間取りを考える際には、配慮と使い勝手の両方の面から考える必要があるのです。
今回は、間取りを考える上でとても重要である、トイレについてご紹介します。
トイレの間取りの注意点
トイレに行く姿を見られたくないという人は多いですよね。
LDKには、家族や来客がいることが多く、トイレをLDKのそばに配置すると、人に見られる可能性が高くなってしまいます。
また、においや音のことを心配してしまい、落ち着いて用を足せないこともあるかもしれません。
玄関付近にトイレを設置する場合も同様に、来客時や家族の外出時に顔を合わせる可能性があります。
また、家の外部から、話声などの音が聞こえてきて落ち着かないこともあるでしょう。
ただ、人に見られないように家の隅に配置した場合に、今度は動線の問題が生じます。
トイレに行くのが手間になってしまう上に、寒い時期や暑い時期にはトイレに行くたびにつらい思いをしなければなりません。
そして、トイレの設置場所に限らず、手を洗うために洗面台が必要である場合もあります。
洗面台は浴室と隣接している場合が多く、浴室、洗面台、トイレの三つを並べる場所を確保しなければなりません。
トイレの広さ
一般的な住宅のトイレの広さは0.5坪弱です。
特にトイレにこだわりがなければ、0.5坪弱を採用するとよいでしょう。
バリアフリートイレの広さ
近年では、家の設備をバリアフリー化する方が増えてきています。
バリアフリートイレにしたい場合は、180cm四方のスペースを設け、ドアの幅員は85cmを確保するようにしてください。
車いすの出入り、車いすからの移乗を考慮して、便座の向きや形状にも注意が必要です。
トイレの間取りはパートナーと相談
毎日使うトイレだからこそ、妥協せず納得のいく位置に設置したいですよね。
本記事でご紹介したように、トイレの間取りを決めるうえで考慮すべき点はたくさんありますが、住んでから後悔しないように、一緒に住む方とよく相談して決めるようにしましょう。
困った時には、信頼のおける施工業者などのプロに相談するのも一つの手です。
ミタス・カンパニーでは、お客さまの家づくりに関するお悩みのご相談など小さな事でも、ご質問受付・対応を随時しておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください!