「通り土間」って何?おしゃれな土間空間のススメ
- 2020/11/21
土間空間をデザインする
「土間」とは本来、土足のまま移動できる室内空間の事を指します。
かなり昔からある建築概念の一つなので、古臭いイメージもあるかもしれませんね。
しかし今、優れた機能性や、デザイン性に注目が集まり、現代建築にも取り入れられるようにもなっています。
土間をより大きく設計するにあたって「通り土間」があります。
この「通り土間」は玄関から勝手口までをつなぐ通路のように設計され、買ってきたものを台所まで土足のまま運べるなど、便利な点が多くあったようです。
では、現代建築にこの「通り土間」を取り入れる際はどのように取り入れるのでしょうか?
現代建築における通り土間
通り土間は玄関と勝手口をつなぐ通路のようなものですが、現代建築には勝手口がない家も多いですよね。
そこで、現代建築では「玄関からつながる廊下に土間の空間を取り入れたもの」として設計されることが一般的です。
土足のまま利用できるように、土間の床にはタイルや石、コンクリートなど、外部に用いる素材を使うので、デザインの幅も広がります。
また、玄関スペースを広くすることで、自転車やアウトドアグッズなどを収納する場所としても利用可能です。
テーブルとイスを置き、ちょっとしたカフェスペースとして使うなど、その使い方は自由自在なので、ライフスタイルによって使い分けるとよいでしょう。
通り土間を導入することで以下のような機能面のメリットも得られます。
・玄関が広いので、玄関に必要なものを置くことができる(見栄えが悪くならない)
・雨の日のかっぱの脱着や、靴の掃除など、室内でしたくない作業ができる
土間空間「通り土間」のススメ
土間空間を大きく取るという間取りは、現代では稀かもしれません。
少し特殊な間取りであるため、「本当に大きくしていいのだろうか?」などと疑問に思うこともあるでしょう。
そのような際は、建築家やご家族、パートナーとよく話し合うようにしましょう。
「通り土間」などの特殊な間取りでも、信頼のおける施工店業者と作り上げることで、あなたの暮らしはもっと豊かになるかもしれません…!
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