将来を見据えて。後から「間仕切り壁」で子供部屋を増やす選択
- 2020/11/02
子供部屋など将来をイメージした間取りは難しい
家を建てる際には間取りを決めますが、この「間取り」決めは将来の家族計画を見据えて行うことが大事であるといわれています。
特に「子供部屋」については多くの方が悩むところではないでしょうか?
なぜなら、「将来の事なんてわからない」「子供部屋の広さや数はどうしたらいいの?」という疑問や悩みをお持ちの方が多いからです。
また、子どもの人数が増えたり、成長して個室にする必要が出てきたりと子どもの成長に伴い、必要な部屋の数や広さは後から変化します。
そこで、今回は先に広い部屋を一つ用意しておいて、必要がある場合に「間仕切り壁」で子供部屋を増やす方法をご紹介します。
「間仕切り壁」で子供部屋をつくる
家を建てる時点で将来を見据えることは大事ですが、考えすぎて無駄にコストをかけて部屋を増やしてしまうことは得策とはいえません。
このように、悩みすぎてなかなか間取りが決まらない方にご紹介したいのが「間仕切り壁」を用いて、後から部屋を増やすことができる方法です。
間取りの柔軟性を高める「間仕切り壁」
「間仕切り」は、大きな部屋を用意して、着脱ができる「間仕切り壁」で後から二つの部屋にするというものです。
子どもが小さく、個室が必要でないときは仕切る前の大きな部屋で家族全員で寝ることも可能ですし、個室が必要になれば仕切って使うことができます。
また、子どもが家を出た後は壁を取り除き、大きな部屋として、再び使うことができるでしょう。
このように「間仕切り壁」をうまく利用することで、将来の家族構成を無理に予想して無駄に部屋を増やしてしまうのを防ぐことができるのです。
「間仕切り壁」の施工には手間がかかるの?
家を建てた後に間仕切り壁を着脱することで、工事の手間やコストがかかるのではないかとお悩みの方もいるでしょう。
工期とコストは設置する壁の大きさや厚さなど、また、工法によって変わるので、施工業者に確認してみるのが良いです。
ただ、部屋を増やすなどの大掛かりな工事よりかは費用は安いので、一つの方法として覚えておくと良いでしょう…!
将来にわたって住める家を
家を建てることは、一生に一回の買い物ですよね。
しかし、一回しか買わないのに、建てた後に手を加えようとするとなかなか難しいものです。
そこで、間仕切り壁のように、新たな選択肢をもたらしてくれるものを賢く使って、家族全員が住みよい暮らしを続けることができる家を作りましょう。
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