壁のカビ対策はどうしてる?家族の健康のために
- 2020/10/26
カビはしつこいもの
「壁にカビが…。」「きちんとお手入れをしているのに…。」
皆さんはこのような経験をしたことがあるでしょうか。
実は、カビは生命力の強い「生き物」で、条件がそろえば、どこにでも発生しうるのです。
「きちんとお手入れをしているのにカビが生えてきた…」という方はお手入れ方法が間違っているのかもしれません。
また、カビは見た目上の問題だけでなく、胞子が健康に悪影響を与えることも知られています。
ご自分やご家族のためにも、カビに対するきちんとした知識を持って対策を行いましょう。
カビ発生の条件とは?
カビは雑食で、石油を餌にする種類もいるというほど、生命力が強いです。
では、そのようなカビを発生させないためにはどうしたらよいのでしょうか。
カビが発生しやすい条件とは「湿度が60~70%以上」「気温が20~30度以上」であることです。
以上の条件に加え餌になるものがあるとカビが発生しますが、冒頭で申し上げた通り、カビはほとんどのものを餌にします。
つまり、気温や湿度をカビが嫌う条件にしなければ、どこでも発生する可能性があるということです。
カビが発生しやすい場所は?
カビが発生しやすい場所は、ずばり、「壁」です。
なぜかというと、上述のような環境が整いやすいのが「壁」だからです。
お風呂場などの水回りはもちろんの事、リビングや寝室などの壁も湿気や汚れを吸収することでカビの発生条件が整います。
中でも、特に気を付けたいのが壁紙に発生するカビ。
壁紙は多くの場合、石膏ボードに「ノリ」を使って張り付けられていますが、この石膏ボードはカビが生息しやすいうえ、「ノリ」がカビのえさになってしまうのです。
また、壁紙と石膏ボードの間に発生したカビは外から見えない場合が多く、発見が遅れやすいのです。
以上の事から、見えない間にカビが増えてしまわないよう、日ごろから対策を行うことが重要といえるでしょう。
カビには「予防」と「除去」で対処
もし、カビが発生してしまったら、増えないうちに「除去」することが重要です。
また、発生した箇所はカビが発生しやすい箇所であるということなので、「対策」をきちんとおこなうことが重要でしょう。
対策には結露を拭きとったり、除湿器を活用したりして、湿度をコントトールすることが重要です。
また、防カビ性能のある壁にしたり、結露しにくいサッシを使うなど、家を作る際に「カビに強い家」にすることもできます。
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