子供の「学区」選びは土地を選ぶのと一緒。「学区」の基礎知識
- 2020/10/23
「学区」は土地選びの際に外せない要素
家づくりをするときに、どのような視点で選んでいるでしょうか?
通勤・通学にかかる時間、近隣施設、治安など、様々なものを考慮して選んでいると思います。
その中の一つにお子さんの「学区」があります。
子供が小さく学区を考慮する必要があるのであれば、この「学区」内で、土地選びに関する他の要素とマッチする土地を探さなければいけません。
そこで、今回は土地探しの際に重要になる「学区」についてご紹介します。
学区とは
「学区」とは公立の小・中学校において設定されるもので、対象の学校が設定している「学区」内に居住していなければ、その学校に通うことはできません。
つまり、行きたい学校や、今通っている学校に通い続けたい場合には、自動的に土地選びの範囲が制限されることになります。
また、人気の学校や、評判のいい学校がある「学区」の地価は周辺の土地相場に比べて上昇することがあります。
いつ家を建てるのか
子供が小学校入学前に、家づくりを始める場合、選択肢は大きく分けて2つのパターンがあります。
1 子供が小学校に入学する前にマイホームを建てる
2 子供が小学校に入学した後にマイホームを建てる
1の場合にはなるべく早めに動き出すことをお勧めします。
なぜなら、「学区」の問題もあり、そもそもお探しの土地が見つかりにくいからです。
つまり、動くのが早ければ早いほど、多くの選択肢から希望に合う土地を選ぶことができます。
この1のパターンの場合、子供が行きたい、行かせたい学校を選んだうえで土地探しをすることが重要です。
なぜかというと、土地を決めて、いざ家づくりを進めてみたら、行きたい学校の「学区内」ではなかったということになりうるからです。
2のパターンでも、動き出すのはなるべく早い方がよいでしょう。
学区が決まっているので、「学区外」への引っ越しは子供を転校させることとなります。
つまり、転校したくない、させたくない場合には「学区内」で土地を選ぶ必要があります。
以上のように、土地選びの際はどちらのパターンにおいても「学区」などと総合的に考える必要があり、皆さんが自分で情報収集をすることが重要です。
お子さんの住みよい暮らしのために
私立の学校に通う際には学区の縛りはありません。
しかし、公立の学校に通うことになった場合は、「学区」を意識して土地選びをする必要があります。
また、「学区」の中で、治安、交通、近隣など、総合的に考えて土地を選ぶ必要があるので、なるべく早く動きだすようにしましょう。
とはいえ、学区や他のことを考慮して土地選びをするのはわからないことも多く大変ですよね?
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