屋根修理に火災保険は適用できる?正しい知識取得のススメ
- 2020/10/12
火災保険は住まいの保険
あなたは火災保険に加入しているでしょうか?
家を建てたらまず加入するのが火災保険といわれていますが、その内容を熟知している方は意外にも少ないのです。
最近では、火災保険の適用範囲は広く「住まいの保険」とも呼ばれるようになりました。
逆にいえば、火災保険を最大限に利用するには、適用範囲を調べて理解しておく必要があるともいえます。
例えば、雨風によって消耗した「屋根」。
この「屋根」の修理やメンテナンスにも火災保険が適用される場合があるのをご存知でしょうか?
この記事では屋根の修理などを例にとって、火災保険について解説していきます。
これを機会に火災保険を利用するかどうか考えてみてくださいね。
屋根の修理に火災保険が適用される理由
火災保険の適用範囲には「風災」の補償があります。
この「風災」は風による家屋の損傷の修理に費用を補填するものです。
つまり、屋根の損壊にはこの「風災」による損壊が含まれることがあるため、補償の対象となることがあるのです。
しかし、屋根の修理が補償の対象と認められるには以下のような条件があります。
・屋根の損傷原因が「風災」によるものだと認められる
・屋根修理が必要な状態になって3年以内
・屋根修理にかかる費用が20万円以下
このほかにも、保険会社によって異なる条件を設定している場合があるので、加入している保険会社に確認してみてください。
もちろん、全ての損傷が「風災」として認められるわけではなく、「経年劣化」や「錆」などのメンテナンスには保険が適用されません。
また、費用についてですが、「屋根修理に20万円もかかるの?」と思われる方もいるかもしれません。
実は、修理は足場を組んで行う必要があるため、この「足場代」を含めると20万円以上の費用がかかることがあります。
しかし「風災」であれば、損傷個所が狭い・小さい場合がほとんどなので、組む足場が少なくて済むのです。
以上のことより、風災であれば費用については心配することはないと思われますが、修理をお考えの場合は保険会社に相談してみた方がよいでしょう。
火災保険を賢く使おう
上記の「屋根」の例は火災保険の内容の一例にすぎません。
せっかく保険料を払っているので、損のないように最大限利用したいものです。
「この費用、保険で降りたのでは…?」などということにならないよう、正しい知識を身に着けておきましょう。
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