冬場の1階は冷えやすい?底冷えや足元の寒さ対策を紹介!
- 2020/09/07
マンションやアパートに限らず、戸建住宅の家でも「1階は寒いな」と感じたことがある方は多いのではないでしょうか?
特に、1階部分に寝室を設けている家では、朝起きるのが非常に辛いかもしれません。
今回の記事では、秋・冬場の寒さ対策について「1階の寒さ」にフォーカスして紹介していきます。
寒さに悩んでいる方は、ぜひ参考にして対策してみてくださいね。
1階が寒いことは普通?
空気の性質として、暖かい空気は室内の上部に行き、冷たい空気は下に溜まるという特徴があります。
夏には2階やロフトが暑くなり、対して冬場は1階が冷えるというのは、自然発生的なことだといえるでしょう。
そのため、一階に寝室があると寒さが厳しく、寝起きは辛いですし、2階で寝ていても、起床後、1階のキッチンに移動すれば寒くて手がかじかんでしまいます。
床の断熱材に良いものを使用したり、床暖房を導入したりと、家の構造上からも徹底的に対策をすれば、こういった悩みを持たないかもしれません。
しかし、このような家ばかりではないでしょう。そういった意味では、1階が寒いことは普通だといえるかもしれませんね。
底冷えや足元の寒さ対策3選
そういった寒さの悩みを解決するため、3つの対策を紹介していきます。
寒さ対策① 床の底冷え対策
1階は、地面からの冷たさがダイレクトに伝わってきてしまい、どうしても足元から冷えてしまいます。
そうした場合、次のような対策が有効でしょう。
- 防寒効果のあるコルクマットを床に敷く
- カーペットの下に断熱材を敷く
こうした対策を取れば、ある程度の対処が可能です。
さらに、次に紹介する方法と組み合わせることで、より大きな効果があるでしょう。
コルクマットなどは、寒さ対策としてだけでなく防音効果も期待できますし、ソフトな感触からお子さんやペットがいるご家庭でも安心となりますね。
寒さ対策② ガラスに断熱シートを貼る
室内の暖かい空気は、玄関や窓などの開放部から逃げてしまいます。
こうした「逃げる熱」を減らすには、ガラス面に断熱シートを貼るのが有効です。
最近では、窓のサッシからの冷気を遮断するブロックパネルといった商品もあります。
窓のタイプや予算に見合った、対策ができると良いかもしれません。
窓用の断熱シートは、比較的安価で手に入りますし、結露が発生しにくいといったメリットもあるので、ぜひ検討してみてくださいね。
寒さ対策③ サーキュレーターを利用する
特に足元の冷えが厳しいと感じる方は、この方法が有効です。
せっかく暖房で部屋を暖めても、なかなか足元部分まで熱が来ないと感じる方も多いのではないでしょうか。
そうした際には、サーキュレーターを使用して空気を循環させることをおすすめします。
前述した通り、暖かい空気はどんどん上に溜まってしまうからです。
そこで、サーキュレーターをエアコンもしくは天井に向けて使用し、空気の流れを作ることで、足元にまで暖かい風を届けることができます。
さらには、こうして暖房の効きを良くすれば、暖房自体のコストも下がるので、まさに一石二鳥といえるかもしれませんね。
「家族みんなが心地いい家」の造り方
冬の寒さ対策には様々な方法がありますが、実際のところ「このような対策をしなくても暖かい家」というのが一番ですよね。
高気密高断熱の家であれば、廊下、お風呂、トイレといった場所でも、寒さが解消され快適に過ごすことが可能です。
これは、ヒートショックの予防にもつながります。
快適で、健康に過ごしたい家を目指すなら、ぜひ私たちミタス・カンパニーにお任せください。
ミタス・カンパニーでは、お客さまの家づくりに関するお悩みのご相談など小さな事でも、ご質問受付・対応を随時しておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください!