初心者でもできる障子の張替え!Part 3:プラスチック障子のメリット
- 2020/08/09
障子について全4回のコラムを掲載している「Part 3 」は、プラスチック障子についてです。
和室にある障子といえば、紙を思い浮かべますよね。
しかし、最近ではその機能性からプラスチック障子を選ぶ人も増えています。
今回は、プラスチック障子のメリットやデメリット、貼り方等を紹介していきます。
プラスチック障子のメリットやデメリット
障子といえば、紙製が一般的ですが、小さなお子様やペットがいるご家庭では、すぐに破られてしまったり、日々ヒヤヒヤしながら過ごされている方も多いのではないでしょうか。
破れやすいだけでなく、日焼け等で劣化することもあるため、定期的に張り替える必要があり、お手入れがかんたんでないことが特徴です。
ですが、プラスチックの障子紙にすることで破れたり張り替えたりなどの悩みが解消されるかもしれません。
プラスチック障子のメリット
プラスチック障子の魅力は、何といっても丈夫で破れにくい点です。
さらに、次のような点も挙げられます。
- 色褪せや変色しにくい
- 水拭き掃除が可能
- 空気が通りにくいため冷暖房効率が上がる
一番のメリットは、和紙よりも耐久性が優れている点かもしれませんが、お手入れのかんたんさや、エコにも繋がるというのは、主婦の味方といえますよね。
定期的に張り替えが必要となる和紙の障子と比べ、機能性の面でメリットが多いプラスチック障子です。
プラスチック障子のデメリット
続いて、悪い点も紹介していきます。
デメリットといえば、和紙でしか醸し出すことができない部屋の雰囲気が出ないということでしょうか。
和紙製の障子ならではの色合いや、自然な採光、そして柔らかい風合いは、プラスチック障子では、残念ながら出すことができません。
もちろんプラスチック障子でも、見た目が大きく変わることはありませんが、そういった「和の心」のような部分を重んじているのであれば、紙の方がいいかもしれませんね。
加えて、金額的にもプラスチックの方が高額になるので、事前に確認しておく方が良いでしょう。
プラスチック障子の貼り方とは?
プラスチック製の障子紙に張り替える際には、和紙とは違ったコツが必要です。
かんたんに手順を紹介します。
はじめに、現在付いている障子紙を剥がします。
木の枠に沿って濡れたタオルを当て、3~5分ほど放置しておくと、スムーズに剥がすことができるでしょう。
古いのりやなどが残らないように、きちんと拭き取ってくださいね。
プラスチック障子紙には、アイロンで貼るタイプと両面テープで貼るタイプの2つがあります。
アイロンで貼るタイプの場合は、仮止めした後、木枠に沿ってアイロンを当てること。
一方で、両面テープの場合は、木枠に沿って縦・横と両面テープを貼り、仮止めの部分からたるまないように障子紙を貼っていくことが重要です。
たるんでしまっても、貼り直しができないので注意しましょう。
和紙を張り替える場合は雨の日が良いといわれていますが、プラスチックの場合は特に天気は関係ないようです。
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