COLUMNミタス家づくりコラム

初心者でもできる障子の張替え!Part 1:障子の種類や名称を知ろう

  • 2020/08/04

和室がある家には、欠かせない「障子」。

全4回に分けて、障子について勉強していきます。

以下のような内容が中心になっており、障子についての疑問点や困っているお悩みを解決できると思いますので、ぜひ読んでみてください。

 

  1. 障子の種類や名称について
  2. 障子の張替えの実践編
  3. プラスチック障子という選択肢
  4. 障子の最高傑作「吉村障子」

 

「Part 1」の今回は、「そもそもどんな種類の障子があるのか」という内容について解説していきます。

ぜひ「Part 2」以降も参考にしてみてくださいね。

 

障子の組み方には様々な種類がある?

みなさんは、障子と聞くと、どんな形をイメージしますか?

もっとも一般的と言われている種類の障子は、「荒組障子」と言われています。

障子の中でも、比較的縦と横の間隔が広いもので、一般家庭の和室でよく取り入られています。

しかし、障子の種類はそれだけでなく、実に様々なタイプがあるのです。

例えば、次のような種類ですね。

 

  • 荒組障子
  • 横組障子
  • 横繁障子
  • 縦繁障子
  • 雪見障子
  • 腰付き障子
  • 猫間障子

 

これらは、障子の枠の組み方の違いによる種類です。

横組障子は、もっとも一般的とお伝えした荒組障子の横の組をさらに2等分にしたもの。

横繁障子は、その横組障子をさらに2等分している組み方なので、非常に間隔が狭くなっています。関東に多いデザインのようです。

一方で、縦繁障子は関西に多いようで、地域によっても差があるのですね。

 

その他、障子の下部にガラスをはめ込んでいる雪見障子。

ガラスの向こう側が見えるため、庭など外の景観がきれいな時に導入したい障子ですね。

腰板を下部に設けることで強度が上がる腰付き障子。

障子の真ん中に、小障子が組み込まれ開閉できるようにした障子は、猫間障子と言います。

ここで挙げただけでも、非常に多くの種類があることが分かるでしょう。

好みに合わせて種類を選択すればいいのですが、決める時に見るべきポイントについては、後述していきます。

 

障子の木にも様々な種類

さらに、障子の枠組みの素材である「木材」にも以下のように多くの種類があります。

 

  • 赤杉
  • 備州ヒノキ
  • 米ヒノキ
  • 米杉
  • スプルース

 

上2つの赤杉、備州ヒノキが国産であり、米ヒノキ、米杉、スプルースが外国産です。

赤杉は高級材、備州ヒノキは均質で根強い人気があります。

米ヒノキは日本のヒノキよりも色が濃いですが、加工もしやすく備州ヒノキの代替品として広く利用されています。

同じ素材でも産地によっても、色や硬さが異なるのが興味深いですよね。種類だけでなく産地にもこだわって見てみるとおもしろいかもしれません。

 

障子の種類を決める時のポイント

では、「種類がありすぎて、逆に選べなくなる…」なんてことも考えられます。

次の視点から考えてみるのは、いかがでしょうか?

 

  • 見た目は好みかどうか
  • 使い勝手(機能性)は問題ないか
  • 光はどのように通すのか
  • 部屋の雰囲気とはマッチするのか

 

障子を決める時は、「見た目が良かったから」「不動産業者の人に言われたから」と短絡的に考えがちですが、上記の視点を大事にすれば、きっと納得した障子選びができると思います。

もちろん、見た目も大事なポイントなので、合わせて考えてみましょう。

 

実際に障子の張替えをしてみよう

さて、今回は、そもそも障子の種類にはどういったものがあるのか解説してきました。

障子の組み方や素材を選ぶことで、色味や質感をマッチさせ、結果として家や部屋全体の統一感を演出することができます。

そして実際に住み始めると、最初はきれいだった障子も徐々に破られてしまったりしていくでしょう。

次の「Part 2」では、障子を維持するために必ず必要な「張替え」について解説していきます。

 

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