家づくりコラム
DIY好きが新築前に知っておきたい計画のポイント|後悔しない家づくりのコツ
「新築を建てたら、自分で棚を作ったり、壁を塗ったりしたい」
そんな夢を持つDIY好きの方は多いのではないでしょうか。
しかし、何も考えずに新築を進めてしまうと、
「DIYしたくてもできない構造だった」「後から手を加えたら保証が切れてしまった」
といった後悔につながることも少なくありません。
この記事では、DIYを楽しめる家づくりを実現するために、計画段階で押さえておくべきポイントをわかりやすく解説します。
01ー新築でDIYを取り入れるメリット・デメリット
新築にDIYを組み込む最大のメリットは、コスト削減と自分らしい空間づくりの両立です。
たとえば、壁の一部をDIYで塗装するだけで、数万円の工事費を抑えられるケースもあります。
一方で、デメリットも見逃せません。
DIYの仕上がりが想定より粗くなると、新築全体の印象を損ねる可能性があります。
さらに、構造や設備に関わる部分に手を加えてしまうと、住宅の性能や安全性に影響が出ることも。
「どこまでDIYするか」を明確に線引きすることが成功のカギです。
02ー計画段階で決めておくべき4つのポイント
DIYを楽しめる家にするためには、設計前の準備がとても重要です。
ここでは、特に押さえておきたい4つのポイントを紹介します。
DIYする範囲をあらかじめ決める
まずは、どの部分をDIYするのかを明確にしておきましょう。
壁の塗装や棚の設置、床材の一部施工など、比較的取り組みやすいものと、電気・水道・構造壁のように専門知識が必要なものはしっかり区別する必要があります。
工務店や設計士に「ここはDIYしたい」と事前に伝えておくことで、それに合わせた下地処理や素材選びをしてくれます。
後からの相談では対応できないケースもあるため、設計段階での共有が重要です。
DIYしやすい下地・素材を選んでもらう
DIYのしやすさは、施工段階での下地処理で大きく変わります。
たとえば、壁に棚を取り付けたい場合は、あらかじめ下地材(木材)を壁の内側に入れてもらうと、後からビスが打ちやすくなります。
何も準備がない石膏ボード(せっこうボード)のみの壁では、棚の重さに耐えられず落下するリスクもあるため注意が必要です。
「将来ここに棚を付けたい」というイメージを事前に伝えることが、失敗を防ぐポイントです。
住宅保証への影響を確認する
新築住宅には「住宅瑕疵担保責任保険(じゅうたくかしたんぽせきにんほけん)」という10年間の保証制度が設けられています。
ただし、施主(家を建てた人)が構造や防水に関わる部分をDIYで改変した場合、保証の対象外となるケースも。
DIYを行う前に、施工会社に「この部分を変えても保証に影響しないか」を必ず確認しましょう。
知らずに進めてしまうと、後々のトラブルにつながります。
作業スペースや収納を設計に組み込む
DIYを長く楽しむには、作業スペースと収納の確保も欠かせません。
工具や材料をすぐに取り出せる環境があれば、DIYのハードルもぐっと下がります。
ガレージや土間、パントリーの一角などを活用し、専用スペースを設けておくのがおすすめです。
あらかじめ空間を確保しておくことで、暮らし始めてからの満足度が大きく変わります。
03ーよくある失敗例
DIYの計画不足による失敗も少なくありません。
例えば、設計士に相談せずに進めた結果、棚を付けたい壁が構造壁で釘が打てなかったというケース。
また、床をDIYで張り替えようとしたものの、床暖房が入っていて対応できる素材が限られてしまった、という例もあります。
DIYは家の構造や設備と密接に関わるため、自己判断で進めるのは危険です。
必ず施工会社と連携しながら進めていきましょう。
04ーまとめ
DIYを楽しめる新築を実現するには、
・どこをDIYするかを明確にする
・下地や素材を事前に調整する
・保証への影響を確認する
・作業スペースを確保する
といったポイントを、設計段階からしっかり組み込むことが重要です。
DIYの意向はできるだけ早く施工会社に伝えることが、後悔しない家づくりにつながります。
ミタス・カンパニーでは、お客さまの家づくりに関するお悩みのご相談など小さな事でも、ご質問受付・対応を随時しておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください!
