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家づくりコラム

暖炉のある家づくり!種類選び・設置場所・安全対策の基礎知識

コラム
2025.11.10
暖炉のある家づくり!種類選び・設置場所・安全対策の基礎知識

暖炉のゆらめく炎を眺めながら過ごす時間は、日常に特別な安らぎを与えてくれます。

リビングに暖炉があるだけで、家全体の雰囲気がぐっと温かみを増し、家族や友人との団らんの場も一層心地よいものになるでしょう。

最近では「暖炉のある家づくり」に憧れる方も増えていますが、実際に設置するにはデザイン性だけでなく、安全性や快適性を考えた計画が欠かせません。

そこで今回は、暖炉のある家を実現するための基本ポイントをご紹介します。

01まずは暖炉の種類を理解しよう

一口に「暖炉」といっても、いくつかのタイプがあります。

もっとも伝統的なのは薪ストーブ型の暖炉。

薪をくべる手間はあるものの、炎の迫力や香りを楽しめるのが魅力です。

一方、近年ではガス式暖炉や電気式暖炉も登場しており、スイッチひとつで操作できる手軽さが人気を集めています。

デザイン性やライフスタイル、メンテナンス性を考えて、自分たちに合った種類を選ぶことが第一歩となります。

02設置場所と間取りの工夫

暖炉は家のシンボルになる存在です。

そのため、ほとんどの場合は家族が集まるリビングに設置されます。

ただし、配置場所を誤ると、煙突の取り回しや換気に不具合が出ることも。

設置場所を決める際は、そういった点も考慮する必要があります。

また、吹き抜けのリビングに設ければ、家全体に暖気を循環させやすくなりますし、間仕切りの少ない間取りと組み合わせれば効率的な暖房効果が期待できます。

設計段階から暖炉を前提にした間取り計画を立てることが重要なのです。

03安全性を意識した設計

暖炉は炎を扱う以上、安全対策が欠かせません。

特に薪ストーブ型の暖炉は高温になるため、周囲の壁材や床材には耐熱性の高い素材を選ぶ必要があります。

また、子どもやペットがいる家庭では、ガードフェンスを設けて安全を確保しましょう。

さらに、煙突や排気口の施工は専門知識が必要です。

建物全体の気密性や換気計画と合わせて考えることで、煙や臭いのトラブルを防ぐことができます。

04メンテナンスを見据える

暖炉は設置して終わりではなく、定期的なお手入れが欠かせません。

薪ストーブなら煙突の掃除や灰の処理が必要ですし、ガス式でも定期点検は必須です。

日常的に手間をかけることができるかどうかを考え、無理のない範囲で使える暖炉を選ぶと、長く快適に楽しむことができます。

05暖炉とインテリアの調和を考える

暖炉は存在感が大きいため、空間全体のインテリアバランスを考えることも大切です。

レンガや天然石を組み合わせてクラシックな雰囲気に仕上げたり、シンプルなデザインの暖炉を選んでモダンな空間に調和させたりと、素材や色合いによって印象は大きく変わります。

家全体のスタイルに合った暖炉を選べば、暮らしをより豊かに演出できるでしょう。

06まとめ

まとめ

暖炉のある家は、住まいに非日常の贅沢さと温もりをもたらしてくれます。

しかし、種類や設置場所、安全性、メンテナンス、インテリアとの調和といったポイントをしっかり押さえておかないと、理想と現実のギャップに後悔することも。

そのため、家づくりの設計段階から、暖炉導入についてもしっかり考慮しておくことが大切です。

暖炉のある家づくりをしたいと思われたらぜひ、注文住宅のプロにご相談くださいね。

 

ミタス・カンパニーでは、お客さまの家づくりに関するお悩みのご相談など小さな事でも、ご質問受付・対応を随時しておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください!

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