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家づくりコラム

タイル外壁のメンテナンス頻度はどれくらい?耐久性と寿命について

コラム
2025.11.13
タイル外壁のメンテナンス頻度はどれくらい?耐久性と寿命について

住宅の外観を美しく、そして長持ちさせるために重要なのが「外壁材の選び方」です。

外壁材の中でも人気が高いのが、重厚感と高級感を兼ね備えたタイル外壁。

日本の住宅ではサイディングが主流ですが、最近ではタイル外壁を検討する方も増えています。

とはいえ、「本当に長持ちするの?」「メンテナンスは必要なの?」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、タイル外壁の耐久性や寿命、メンテナンスのポイントをわかりやすく解説します。

01タイル外壁の耐久性の特徴

タイルは土や石を高温で焼き固めて作られるため、非常に硬く、紫外線や雨風による劣化がほとんどありません。

外壁材の中でもトップクラスの耐久性を誇ります。

一般的な窯業系サイディングが10〜15年で再塗装が必要なのに対し、タイル自体は数十年単位で美しさを維持できます。

色あせやひび割れにも強く、「一度施工すれば長く安心」という点がタイル外壁の大きな魅力です。

02タイル外壁の寿命はどのくらい?

タイルそのものの寿命は、適切に施工されていれば50年以上持つと言われています。

建物本体がしっかりしていれば、外壁タイルは世代を超えて使い続けられる可能性もあります。

ただし注意したいのは、外壁全体の寿命を決めるのはタイルそのものではなく「目地」や「下地」の状態だということです。

タイルが強くても、目地の劣化や下地の浮きがあればメンテナンスが必要になります。

03メンテナンス頻度はどれくらい?

メンテナンス頻度はどれくらい?

「タイル外壁はメンテナンスフリー」と思われがちですが、実際には10〜15年ごとに点検や補修が推奨されています。

特に目地のシーリング材は紫外線や雨で劣化しやすく、ひび割れや隙間から雨水が侵入すると、建物内部の腐食や雨漏りの原因になります。

また、タイルの浮きや剥がれが見られる場合は早めの補修が必要です。

定期的な点検と部分的なメンテナンスを行えば、大規模な改修工事を避けられますし、外観の美しさと性能を長く維持できるでしょう。

04タイル外壁の注意点

タイル外壁は、外観の印象をワンランク上げてくれる素材と言えます。

しかし、初期費用はサイディングより高い点は注意が必要です。

また、施工の技術力によって仕上がりや耐久性に差が出る点も要注意です。

信頼できる工務店や施工会社を選ぶことが、長持ちする住まいづくりのカギとなります。

 

05まとめ

まとめ

タイル外壁は、外壁材の中でも群を抜いた耐久性を誇り、寿命も非常に長い素材です。

ただし「まったくメンテナンス不要」ではなく、長持ちさせるためには目地や下地の劣化を定期的にチェックすることが重要です。

10〜15年に一度の点検を意識すれば、数十年にわたって美しい外観を保つことができるでしょう。

家の外壁は、家の印象を決めるうえでとても重要な要素です。

どんな外壁にしようか迷ったら、いつでも注文住宅のプロにご相談くださいね。

 

ミタス・カンパニーでは、お客さまの家づくりに関するお悩みのご相談など小さな事でも、ご質問受付・対応を随時しておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください!

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