家づくりコラム
お風呂のカビにもう悩まない!新築時からできるカビ・湿気対策5選
「毎日掃除しているのに、お風呂のカビが発生してしまう…」
そんな経験がある方は多いのではないでしょうか。
浴室は毎日使う場所であり、水分と湿気がたまりやすいため、カビにとって最適な環境が整いやすい空間です。
しかし、実は新築時の設計や設備選びの段階で「カビに強いお風呂」をつくることができます。
今回は、注文住宅だからこそ実現できる「お風呂のカビ対策5選」をご紹介します。
01ーカビの原因は“湿気・汚れ・温度”の3つ
カビは、以下の条件が揃うことで一気に繁殖しやすくなります。
・湿気がこもる(換気不足)
・皮脂汚れや石けんカスが残る
・温度が20〜30℃と高めに保たれている
これらを“防ぐ・ためない”設計をすることで、カビの発生そのものを抑えることができます。
02ー新築時からできる!お風呂場のカビ対策5選

①24時間換気システム+タイマー付き換気扇
もっとも基本かつ効果的な対策が、「換気の強化」です。
24時間換気システムや、入浴後に自動で数時間換気できるタイマー機能付き換気扇を導入すると、湿気を効率よく排出できます。
さらに、浴室単独で換気できる“局所換気”を設けると、湿気を集中して外に出すことができます。
②壁・床の素材に防カビ・水はけ性能をプラス
浴室の素材選びも重要なポイントです。
水はけが悪く、凹凸の多い素材は、カビやぬめりが発生しやすくなります。
おすすめは、防カビ・撥水コーティング加工された壁材や、乾きやすい床材(床ワイパー機能付きなど)を選ぶこと。
水がたまりにくい設計は、掃除の手間も軽減します。
③“浴室暖房乾燥機”を活用して湿気を残さない
入浴後に「浴室乾燥モード」を使うことで、湿気を強制的に取り除くことができます。
洗濯物の室内干しにも使えるので、一石二鳥の設備です。
特に梅雨や冬の季節は、自然乾燥だけでは湿気がこもりやすくなってしまいます。
定期的に乾燥機能を使う習慣をつけておくと、カビの発生リスクがぐっと下がるでしょう。
④窓の配置と開閉のしやすさも工夫
自然換気を取り入れたい場合、「窓の配置」も重要です。
高窓(ハイサイドライト)や引き違い窓を設置し、手の届きやすい場所に設けることがポイントです。
ただし、外部からの視線や防犯への配慮も必要なので、換気目的であれば小窓+ルーバー付きなどを選択しましょう。
⑤掃除のしやすさ=カビの発生率を下げる
たとえば、カウンターや棚の数を必要最低限に絞る、目地を少なくする、排水口周りの形状を簡素化するなど、設計次第で掃除のしやすさは大きく変わります。
掃除のしやすい浴室は、汚れが残りにくく、カビが育ちにくい環境になります。
ショールームなどで実際に使いやすさを確かめてから選ぶと失敗が少なくなるでしょう。
03ーまとめ
カビ対策は、住み始めてから“頑張る”のではなく、住む前から“仕込む”ことで圧倒的に楽になります。
注文住宅なら、設備の選定から設計配置まで、カビの出にくい浴室を最初から計画的につくることが可能です。
「掃除の手間を減らしたい」「浴室の湿気が気になる」
そんな方は、ぜひ注文住宅のプロにご相談くださいね。
見た目も使い勝手も、そして清潔さも長持ちするお風呂づくりを目指しましょう。
ミタス・カンパニーでは、お客さまの家づくりに関するお悩みのご相談など小さな事でも、ご質問受付・対応を随時しておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください!