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家づくりコラム

キッチンの“生活感”は冷蔵庫から?生活感を抑える冷蔵庫配置アイデア 5選

コラム
2025.09.10
キッチンの“生活感”は冷蔵庫から?生活感を抑える冷蔵庫配置アイデア 5選

SNSや住宅展示場で見かける「生活感のない美しいキッチン」。

その空間の秘密を探ってみると、「冷蔵庫の置き方」に一工夫されていることが多いのをご存じでしょうか。

冷蔵庫は家電の中でもサイズが大きく、生活感が強く出やすい存在です。

キッチンの美観や空間の印象を大きく左右するため、冷蔵庫の設置場所や見せ方を意識するだけで一気に“整った空間”に変わります。

今回は、生活感を抑えた冷蔵庫の配置アイデアや収納の工夫について、注文住宅の視点からご紹介します。

01「冷蔵庫の存在が目立ちすぎる」のはよくある悩み

以下のような声は、多くのご家庭で共通しています。

 

・キッチンをすっきりさせたいのに冷蔵庫だけ浮いて見える

・生活感を消したくて冷蔵庫カバーを買ったけど逆に目立つ

・新築なのに、冷蔵庫の置き場だけ“家電感”が出て残念…

 

これらの多くは、設計段階で冷蔵庫の置き場所をしっかり考えていないことが原因です。

これから家づくりを考えるなら、注文住宅ならではの間取りの工夫で、冷蔵庫を“見せない収納”に変えることが可能なのです。

02生活感を抑える冷蔵庫配置アイデア 5選

①パントリー内に冷蔵庫を収める

最近人気なのが、冷蔵庫をキッチン横のパントリー(食品庫)内に設置する方法です。

扉付きのパントリーなら、来客時に生活感をさっと隠せて、見た目もスッキリ。

また、調味料や食材のストックとあわせて管理できるので、家事動線も効率的になります。

 

②キッチン背面に収納壁を造作

冷蔵庫・電子レンジ・炊飯器などの家電を、背面収納の中にすべてまとめる方法もおすすめです。

引き戸やロールスクリーンで生活感のある部分だけを“隠す”ことができるのが魅力です。

「扉を開けたらすぐ手が届く」「閉めれば生活感をシャットアウト」このメリハリが、日常と来客時の両立に効果的です。

 

③冷蔵庫を壁の奥に“埋め込む”配置

冷蔵庫スペースを壁の奥にくぼませて設計することで、横から見たときの存在感を軽減できます。

正面から見てもフラットに見えるため、キッチンのデザイン性が格段にアップします。

家電の出っ張りを減らすことで、見た目だけでなく動線の邪魔にもなりにくくなるというメリットもありますよ。

 

④冷蔵庫は“リビングから見えない場所”に

アイランドキッチンやオープンキッチンの場合、リビングやダイニングから冷蔵庫が見えると生活感が出やすくなります。

冷蔵庫はキッチンのサイドや奥側、または通路をはさんだ位置などに設置し、視界から外れるような工夫をしましょう。

冷蔵庫の使用頻度は高いですが、「見えない場所にあっても不便に感じない」工夫は可能です。

 

⑤冷蔵庫と収納の“カラーをそろえる”

どうしても隠せない場合は、冷蔵庫の色や質感をキッチン収納や壁材に合わせる方法も有効です。

ホワイト・グレー・マットブラックなどの落ち着いた色味を選び、“風景に溶け込む”家電選びを心がけましょう。

03配置の工夫だけでなく「動線設計」も重要

冷蔵庫の位置を決める際は、見た目の美しさと同時に“使いやすさ”を考慮することも大切です。

 

・キッチン→冷蔵庫→パントリーの動線は一直線に

・買い物から帰ったとき、玄関〜冷蔵庫までが遠すぎないように

・冷蔵庫の扉の開閉方向に余裕をもたせる

 

こうした設計はあとから修正が難しい部分でもあるため、家づくりの早い段階で検討しておくようにしましょう。

04まとめ

まとめ

冷蔵庫の存在感をコントロールするだけで、キッチンの印象は見違えるほど変わります。

生活感を抑えつつ、使いやすく、家事効率もアップする、そんな収納計画は注文住宅だからこそ実現できる工夫です。

「新しい家ではすっきりしたキッチンにしたい」

「冷蔵庫をおしゃれに隠したい」

そんな方は、ぜひ注文住宅のプロに相談してみてくださいね。

 

ミタス・カンパニーでは、お客さまの家づくりに関するお悩みのご相談など小さな事でも、ご質問受付・対応を随時しておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください!

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