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家づくりコラム

夏を涼しく過ごしたい。庭の緑化計画

コラム
2025.04.25
夏を涼しく過ごしたい。庭の緑化計画

暑い夏、子どもを安全に遊ばせながら、家族全員が涼しく快適に過ごせる庭があれば嬉しいですよね。

また、庭の緑化を工夫することで、気温の上昇を抑え、自然のエアコンのような効果を得ることができます。

今回は、夏に涼しい庭を作るための緑化計画や、おすすめの植物、計画時の注意点を詳しく解説します。

01庭の緑化で得られるメリット

庭を緑化することで、さまざまなメリットが得られます。

 

気温を下げる効果がある

植物は蒸散作用によって周囲の空気を冷やす効果が期待できます。

特に木陰を作ることで直射日光を防ぎ、庭全体の気温が下がるため、エアコンの使用頻度も抑えらるでしょう。

 

子どもの遊び場にぴったり

炎天下では遊びにくい庭も、緑が豊かになれば木陰や涼しいスペースが生まれ、子どもが快適に遊べる庭になります。

天然芝を敷くことで、転んでもケガをしにくくなり、安心して遊ばせることができます。

 

リラックス効果が期待できる

緑はストレスを和らげる効果が期待できます。

仕事や家事に追われる毎日の中でも、庭の緑を見るだけで気分が落ち着き、癒やされるでしょう。

02夏を涼しくしてくれるおすすめの植物

庭を涼しく保つためには、植物選びが重要です。

日陰を作りやすく、管理が比較的簡単な植物を選ぶことで、手間を減らしながら快適な庭を作ることができます。

 

シンボルツリー

庭の中心に大きなシンボルツリーを植えれば、直射日光を防げ、涼しい空間を作れます。

おすすめのシンボルツリーには以下のようなものがあります。

・シマトネリコ(比較的成長が早く、常緑で一年中緑を楽しめる)

・ヤマボウシ(夏に白い花が咲き、秋には実もなる楽しみの多い木)

・イロハモミジ(夏は涼しい木陰を作り、秋には紅葉が楽しめる)

 

グランドカバー

地面に直射日光が当たると熱が溜まり、庭全体が暑くなります。

地面を覆うグランドカバーを植えることで、気温の上昇を抑えられます。

おすすめの植物には以下のようなものがあります。

・タマリュウ(和風・洋風どちらにも使いやすく、手入れが簡単)

・クラピア(芝生よりも管理が楽で、踏まれても強い)

・アイビー(日陰にも強く、美しい緑をキープできる)

 

つる性植物

壁やフェンスにツル性の植物を這わせることで、日差しを遮りつつ、自然な涼しさを演出できます。

・ゴーヤ(夏の日差しを防ぎながら、収穫も楽しめる)

・ヘチマ(大きな葉で涼しさをキープし、実も楽しめる)

・クレマチス(美しい花が咲き、観賞用にもおすすめ)

 

03緑化計画を立てる際の注意点って?

成長スピードを考慮する

庭に植える植物は、成長の速さを事前にチェックしておくことが大切です。

例えば、シンボルツリーが急成長すると、剪定の手間が増えます。

定期的なメンテナンス頻度を考慮して選びましょう。

 

害虫対策を徹底する

植物が増えると、蚊やアリなどの害虫も発生しやすくなります

ラベンダー、ミントなどのハーブ類を植えることで、虫よけ効果を得られますよ。

 

管理のしやすさを優先する

忙しくて庭の手入れにあまり時間が取れないという家庭の場合、手間がかかる植物よりも耐久性の高いものを選ぶのがおすすめです。

常緑樹や多年草なら植え替えの手間を省けるのでおすすめです。

04まとめ

 

様々な視点から計画した庭の緑化計画は、夏でも家族全員が涼しく快適に過ごせる環境づくりに役立ちます。

これから家づくりをするのなら、今回ご紹介したようなポイントを意識して快適な庭づくりを実現しましょう。

庭の広さや日当たり、メンテナンスの手間なども考慮することで、無理のない範囲で管理しながら庭づくりを楽しめますよ。

また、庭づくりには、外構計画を含めた住宅設計も大切です。

注文住宅のプロに相談しながら、家族が楽しめるような緑あふれる住まいを手に入れましょう。

 

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