家づくりコラム
冬の味方!ハニカムブラインドで暖かく快適な住まいに
寒い季節、家の中を暖かく保つことは快適な暮らしの基本です。
断熱性の高い住宅を選ぶことは大切ですが、窓からの冷気を家に入れない工夫をすることで、さらに効果的に室温を維持できることをご存知でしょうか?
窓にはカーテンやブラインドを取り付ける方がほとんどですが、そこでおすすめなのが「ハニカム構造のブラインド」です。
今回は、優れた断熱性で室温を維持してくれるハニカム構造のブラインドについてご紹介します。
01ーハニカムブラインドって?
ハニカムブラインドは、蜂の巣状の構造をしたブラインドのことです。
蜂の巣状になった独特の構造によって空気層が作られ、高い断熱効果を発揮します。
ハニカム構造による断熱の仕組み
蜂の巣状の構造に閉じ込められた空気が断熱層になります。
これにより、外からの熱気や冷気が家の中に入り込みにくくなり、優れた断熱効果を発揮します。
つまり、夏は外からの熱を遮り、冬は室内の暖かい空気を逃がしにくくしてくれるのです。
一般的なブラインドと比較すると、約2倍の断熱効果が期待できるとされています。
省エネ効果の向上
断熱効果が高ければ、暖房効率も向上します。
暖房にかかる光熱費が節約できるので、家計にも貢献してくれるでしょう。
一般的な家庭で年間約10%程度の暖房費削減が可能だと言われています。
02ーハニカムブラインドの選び方
ハニカムブラインドの断熱効果を最大限発揮するためにも、選び方と設置方法は大切です。
素材・色を選ぶ
ハニカムブラインドは様々な素材や色が用意されています。
素材は主にポリエステルが使われていますが、防炎性能のあるものや遮光性の高いものなど、用途に応じて選べます。
色は白や明るい色を選ぶと、室内を明るく保ちつつ、断熱効果も高められるでしょう。
サイズと取り付け方
ハニカムブラインドは窓のサイズに合わせて特注で作ることも可能です。
できるだけ窓枠にぴったり合うサイズを選ぶことで、隙間からの熱の出入りを最小限に抑えられます。
また、ブラインドの取り付け方には、次の2つがあります。
・窓枠の内側に設置する「インサイドマウント」
・窓枠の外側に設置する「アウトサイドマウント」
断熱効果を最大限に発揮させるなら、アウトサイドマウントがおすすめです。
操作方法
ハニカムブラインドには、コードやチェーンで上げ下げする手動式と、リモコンなどで操作する電動式など、様々なタイプがあります。
小さなお子さんやペットがいるご家庭なら、事故防止のために電動式を選ぶとよいでしょう。
03ー効果的な使い方と組み合わせテクニック
季節に合わせて使い分ける
冬の寒い時期は、日中は南向きの窓のブラインドを開けて太陽光を取り入れ、夜は閉めて暖かい空気を逃がさないようにするとよいでしょう。
反対に夏場は、昼間はブラインドを閉めて熱を遮り、夜には開けて外の涼しい空気を取り入れることで、夏でも過ごしやすい室内空間を作れます。
季節の特性に合わせてブラインドを賢く使い分けることで、室温のコントロールが可能です。
カーテンと一緒に使う
ハニカムブラインドとカーテンを組み合わせることで、さらに高い断熱効果が期待できます。
厚手のカーテンを外側に、ハニカムブラインドを内側に設置すると、二重の断熱層ができ、より効果的です。
04ーまとめ
窓周りの工夫で、住まいの暖かさは大きく変わります。
より快適な室内空間を作るための断熱計画や、ハニカムブラインドの取り入れ方についてさらに詳しいアドバイスが欲しい方は、家づくりのプロに相談してみましょう。
ミタス・カンパニーでは、お客さまの家づくりに関するお悩みのご相談など小さな事でも、ご質問受付・対応を随時しておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください!